はやぶさ2、クレーター作製成功を確認 小惑星で世界初 - 産経ニュース

はやぶさ2、クレーター作製成功を確認 小惑星で世界初

小惑星探査機「はやぶさ2」が作製した人工クレーター(中央の黒い部分)=25日(JAXA、東京大など提供)
探査機はやぶさ2が25日に撮影した小惑星りゅうぐうの表面の画像(上)。3月22日の画像(下)と比べると、人工クレーターができていることが分かる(JAXAなど提供)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に作製したクレーターを見つけたと発表した。撮影した地表の画像から確認した。小惑星でのクレーター作製は世界初の快挙で、太陽系探査の新手法を確立した。
 はやぶさ2は今月上旬に作製を試みたクレーターを探すため、24日に通常の観測位置の高度20キロから降下を開始。カメラで撮影した地表の画像を地球で受信し、以前の画像と地形を比較するなどして、人工的なクレーターが新たにできたことを確認した。
 クレーターは太陽光などの影響を受けず、変質していない地下の物質を露出させるため作製した。5月下旬にも付近に着地し、物質を採取する。
 はやぶさ2は今月5日、衝突装置を機体から分離して爆発させ、地表に弾丸を衝突させることに成功。その際に舞い上がった岩石の破片が上空からなくなるのを待って、クレーターができているかを調べた。