体外受精で18人に1人誕生 平成28年、5万4千人で最多更新 - 産経ニュース

体外受精で18人に1人誕生 平成28年、5万4千人で最多更新

 日本産科婦人科学会は12日、体外受精によって国内で平成28年に5万4110人の子供が生まれたとの調査結果をまとめた。27年に比べて3109人増え、過去最多を更新した。厚生労働省の統計では28年の総出生数は97万6978人で、18人に1人が体外受精で生まれた計算になる。
 晩婚化を背景に不妊に悩む夫婦が増える中、費用の一部を公費助成する制度が知られるようになり、治療を受ける人が増加したとみられる。
 体外受精は取り出した精子と卵子を体外で受精させて子宮に戻す不妊治療。国は比較的成功率が高いとされる42歳までの女性を対象に公費助成している。
 学会によると、28年は過去最多の44万7790件の体外受精が行われ、妊娠後に5万4110人の子が生まれた。体外受精で生まれる子の割合は、12年には97人に1人だったが、十数年間で急速に増えたことになる。