【日本再発見】歴代の最優秀作品を一堂に~まんが甲子園通り(高知市) - 産経ニュース

【日本再発見】歴代の最優秀作品を一堂に~まんが甲子園通り(高知市)

歴代最優秀作品を見ることができる「まんが甲子園通り」
 「よさこい祭り」などのイベントや幕末の偉人、坂本龍馬の生誕地ほか見どころも多い高知市。漫画家を志す若者にとっては〝聖地〟もあり、注目を集める。
 毎年8月に高校生の漫画チーム日本一を決める「全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)」が同市内で開催される。今年で27回目を迎え、今回の最優秀賞は高知市立高知商業高等学校が選ばれた。市の中心街には歴代の最優秀賞作品を見られる〝名所〟「まんが甲子園通り」があり、今年は地元効果で沸いた。
 同通りは、同大会の開催先「高知市文化プラザかるぽーと」東側川沿いの遊歩道脇約200メートルの距離。うち50メートル内に過去26作の最優秀賞作品の複製をはめ込んだモニュメントが並び、大会を目指す高校生たちのまさに〝聖地〟となっている。平成8年に誕生し、28年に現在地に移った。
 高知県は「アンパンマン」で知られるやなせたかし氏や黒鉄ヒロシ氏ら多くの著名漫画家を輩出している。24年には県のさらなる活性化を狙い、官民協働の組織「まんが王国・土佐推進協議会」を設立した。まんが甲子園も同協議会が主催し、第26回大会からは韓国、台湾、シンガポールの高校が参加する世界規模に。今後は1枚漫画の個人戦コンテスト「世界まんがセンバツ」(来年3月に決勝予定、11月末まで作品募集)も新たに開催される。
 県まんが王国土佐推進の近森雄太さんは「(まんが甲子園は)漫画界や出版業界からも高い評価を受けています。(新コンテストもあり)ぜひ、高知まで素晴らしい作品を見に来てください」と話す。街の歴史に酔ったあとは、高知の新たな魅力を発見してみてはいかが。