石巻市街地に交流センター 住民と観光客にぎわう拠点に

 
オープンした「石巻市かわまち交流センター」=8日午前、宮城県石巻市

 東日本大震災で津波の被害に遭った宮城県石巻市の旧北上川沿いの中心市街地に8日、観光や物産の情報を紹介する「石巻市かわまち交流センター」がオープンした。市や民間が震災からの復興に向け街を活性化しようと一帯を整備していた。

 JR石巻駅から南東約1キロの商店が立ち並ぶ地域。交流センターは鉄骨2階建て。工事費約5億5900万円は全額、国の交付金が充てられた。地元産の生鮮食品を取り扱う商業施設「いしのまき元気いちば」に隣接する。川沿いに整備中の堤防も遊歩道代わりとなり、にぎわいづくりに一役買う。

 開所式典後、取材に応じた亀山紘市長は「川と街が一体となった空間を楽しんでほしい」と期待を込めた。訪れた同市の無職、松川とも子さん(78)は「広くてくつろげる。地元住民と観光客が交流できる場になるといい」と話していた。