【世界文化賞 受賞者の言葉から】第16回(平成16年) - 産経ニュース

【世界文化賞 受賞者の言葉から】第16回(平成16年)

演劇・映像部門のアッバス・キアロスタミ監督 (撮影・植村光貴)
建築部門受賞のオスカー・ニーマイヤー氏
音楽部門受賞者のクシシュトフ・ペンデレツキ氏
絵画部門受賞者のゲオルグ・バゼリッツ氏
彫刻部門受賞者ののブルース・ナウマン氏
 「『お話』をする映画や、結論を出す映画を私は信じない」
 ○演劇・映像部門  アッバス・キアロスタミ
 (1940~2016年、「桜桃(おうとう)の味」などを手掛けたイランを代表する映画監督) イランの首都テヘラン郊外で、良い映画には「終わりを用意しない」ことが大切だと語った。
 
 「美しい海岸線、山々の稜線(りょうせん)。ブラジルの自然の中にある曲線から私のデザインは生まれる」
 ○建築部門 オスカー・ニーマイヤー
 (1907~2012年、大統領府など首都ブラジリアの主要建築物を設計したブラジルの建築家) リオデジャネイロのオフィスで、大きな紙の上にデッサンを描きながら。
 
 「楽譜を完全に理解するには演奏するしかない」
 ○音楽部門 クシシュトフ・ペンデレツキ
 (1933年~、現代ポーランドを代表する作曲家・指揮者) ポーランドの自宅で、「作曲家は指揮もできなければならない」という持論を展開した。
 
 「試行錯誤するうちに、『頭が上で足が下』という考えが消えていった」
 ○絵画部門 ゲオルグ・バゼリッツ (1938年~、上下を反転させた『逆さま絵画』で知られるドイツの画家) 「絵とモチーフは別物」として、モチーフを「意味」や「解釈」から解放することの重要性を説いた。
 
 「時代につれてスタイルも変わる。アーティストはいつも容易に手に入る物を使うものだ」
 ○彫刻部門 ブルース・ナウマン
 (1941年~、モダンアートの牽引(けんいん)者の一人として知られる米国の現代美術家) 米サンタフェ郊外のアトリエで、自身の創作スタイルに触れて。