新天皇像 陛下が「基礎」 皇太子さま、国際親善でご見解 - 産経ニュース

新天皇像 陛下が「基礎」 皇太子さま、国際親善でご見解

記者の質問に答える皇太子さま=5日午後4時32分、東京都港区元赤坂の東宮御所(代表撮影)
初めてのフランス公式訪問を前に会見される皇太子さま=5日午後、東京・元赤坂の東宮御所(代表撮影)
 皇太子さまは5日、フランスを7日から公式訪問するのを前に東京・元赤坂の東宮御所で記者会見に臨まれた。来年5月の即位後、新天皇として担う国際親善について、天皇陛下が築き上げられてきたことが「基礎」とした上で、「自分に何ができるかということを常に、真剣に考えていきたい」と述べられた。
 フランスへの公式訪問は初めてで、皇太子として最後の外国ご訪問となる見通し。皇太子さまは国際親善のための外国訪問が「皇族が果たすべき役割の中で重要な柱」とし、将来を見据えて外国との相互理解の促進に努められてきた天皇、皇后両陛下の気持ちを引き継ぐ姿勢を示された。
 今回は日本との友好160周年を迎えたフランス側の招待で、日本文化を紹介する記念行事に参加し、能や歌舞伎を鑑賞される機会もある。皇太子さまは、日本の伝統文化や最近のポップカルチャーの評価について「実際に肌で感じ取れることを楽しみにしています」と述べられた。
 療養中の皇太子妃雅子さまも招待を受けたが、同行を見送られており、皇太子さまは「大変残念に思っております」と雅子さまの気持ちを代弁された。
 一方で、国際親善が外国訪問に限らず、日本での賓客のもてなしや国際的な行事への出席などの形もあると前置きし、新皇后となられる雅子さまが「外国で暮らした経験、あるいは仕事で外交に携わってきたことは必ず役に立つ」と期待を込められた。