休館中のブリヂストン美術館、「アーティゾン美術館」に改名し2020年1月に新装オープンへ - 産経ニュース

休館中のブリヂストン美術館、「アーティゾン美術館」に改名し2020年1月に新装オープンへ

2020年1月にオープンする「アーティゾン美術館」の外観イメージ
2019年7月完成予定の「ミュージアムタワー京橋」?NIKKEN
展示室のイメージ
新設される古美術展示室のイメージ
 ブリヂストン美術館(東京・京橋)を運営する石橋財団は5日、建て替えのため2015(平成27)年から休館中の同館を「アーティゾン美術館」と名称変更した上で、2020年1月にオープンすると発表した。
 ブリヂストン美術館は1952(昭和27)年の開館以来、印象派絵画をはじめとする西洋近代美術や日本の洋画などの展示で人気を博してきた。アーティゾンは「アート(美術)」と「ホライゾン(地平)」を組み合わせた造語。企業名を外し、公益財団法人として「より公益に資するため」(石橋寛理事長)の変更という。
 新美術館は、来年夏に完成予定の23階建て高層ビル「ミュージアムタワー京橋」の低層部(1~6階)に入る。展示スペースは建て替え前のおよそ2倍、約2100平方メートルに拡張され、古美術展示室などが新設される。今後は財団として、現代美術も含む幅広い収集・展示を行っていく方針。
 開館記念展は、2800点以上ある石橋財団コレクションの中から、新収蔵作品を含む選りすぐりの約200点で構成する大規模なものになるという。
 ■ブリヂストン美術館 タイヤメーカー、ブリヂストンの創業者で石橋財団創設者、石橋正二郎(1889~1976年)のコレクションを基に、東京・京橋に1952年開館。石橋の言葉「世の人々の楽しみと幸福(しあわせ)の為に」を理念とする。
 ルノワールの名画「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」を展示する“印象派の美術館”として国内外に知られてきたが、石橋財団コレクションとして、青木繁「海の幸」をはじめとする近代洋画、古美術、20世紀の抽象絵画など幅広く充実したコレクションを有している。同財団は2012年、公益財団法人に移行した。