来春、茨城に海外周遊クルーズ船が初寄港 大井川和彦知事「世界に魅力をPR」 - 産経ニュース

来春、茨城に海外周遊クルーズ船が初寄港 大井川和彦知事「世界に魅力をPR」

平成33年4月に茨城港常陸那珂港区に寄港するクルーズ船「セブンシーズ・エクスプローラー」(茨城県提供)
平成31年4月に茨城港常陸那珂港区に寄港するクルーズ船「セブンシーズ・マリナー」(茨城県提供)
 茨城県の大井川和彦知事は4日、平成31年から33年の間に、米国やロシア、東南アジアなどを周遊する外国クルーズ船4便が茨城港に寄港することが決まったと発表した。31年4月28日には、約700人が乗船できる「セブンシーズ・マリナー」が海外周遊のクルーズ船として初めて茨城港に寄港する。同県は今後も誘致を進め、外国人観光客に茨城の魅力を発信していく考えだ。
 「セブンシーズ・マリナー」以外には、32年4月26日に乗客定員約1900人の「ウエステルダム」、同6月13日に約700人が乗れる「インシグニア」、32年4月21日には約750人乗りの「セブンシーズ・エクスプローラー」が寄港する。
 インシグニアが大洗港区(同県大洗町港中央)に、他の3便は常陸那珂港区(同県ひたちなか市長砂)に寄港する。いずれも午前8時ごろ入港し、午後6時ごろまでに出港する。その間、乗客らは県内の観光地を訪れるなどして過ごすという。
 インシグニアを除く3便が4月下旬に常陸那珂港区に寄港するため、国営ひたち海浜公園(同県ひたちなか市馬渡)の丘一面を青く染めるネモフィラの見頃と重なる。県の担当者は「運営会社がネモフィラの魅力を重視した可能性がある」と語る。
 県によると、4便はいずれも東京や横浜から東北、北海道に向かう航路で、茨城港が「観光地として人気のある東京と北海道を結ぶ中間地点として最適」と判断されたという。
 大井川知事は「クルーズ船の寄港により『宿泊施設が少ない』という県内観光地のハンディキャップを克服できる」と期待を示し、「欧米を中心とした多くの外国人に特色ある観光地を見てもらえるチャンスだ。茨城の魅力を世界にPRしていきたい」と力を込めた。(水戸支局 丸山将)