江戸情緒感じる注目スポット~中山道 福島宿上の段(長野県木曽町)

日本再発見 たびを楽しむ
中山道の風情と現代の雰囲気が混在する福島宿上の段の町並み

 長野県南西部の木曽地域は西に御嶽山、東に中央アルプス、中央に木曽川が流れる自然豊かなところだ。中でも、福島宿上の段(同県木曽町)は、昔ながらの風情と現代の雰囲気が混在し、老若男女が訪れる人気のスポットになっている。

 見どころも多く、木曽観光連盟によると、本陣を守るために作られた直角に曲がる街道や、千本格子、なまこ壁の土蔵などが残り、江戸情緒を感じることができるという。古民家を再生利用した食事処などおしゃれな店舗もあり、ちょっぴりぜいたくな気分を演出してくれる。

 また、木曽川沿いのわずかな土地を利用し、崖に沿うように建築された家並みは崖家(がけや)づくりといわれる。谷の深い木曽路ならではの迫力ある光景とあふれる生活感が、この町を訪れる観光客から「まるでジブリ映画に出てきそうな眺め」と感嘆の声があがり、注目されている。近くには足湯もあり、旅の疲れを癒やしてくれるのもうれしい。

 このほか、木曽福島には中山道の中でも4大関所のひとつとして有名な福島関所など興味深いスポットも多く、木曽の歴史を満喫できる。

 東京都内から車で4時間足らず。懐かしさとぬくもりをいまに残す風景は、きっと心に残るはずだ。

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