勉強机を片付ける 整理整頓、やる気アップ - 産経ニュース

勉強机を片付ける 整理整頓、やる気アップ

 夏休みはもう終わり。新学期に向け宿題とともに片付けておきたいのが、勉強机回りだ。しかし、子供も親も、整理整頓が苦手という場合、どう片付ければよいのか分からない。そこで子供が取り組みやすい勉強机の整理法を専門家に教わった。(津川綾子)
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 「今の子供は所有物がとても多く、いざ使うときに必要なものを見つけるのに苦労することが多い」と話すのは、家事代行サービスの「カジタク」(東京都中央区)が日本収納検定協会(港区)と今月31日に始める子供向けの片付け家庭教師サービスの講師となるカジタク収育士、小林美菜さん(35)。カジタク収育士は、同社と協会が認定する技能を持ったスタッフのことだ。
 特に勉強机の引き出しの中が、使わない物だらけだと、必要な物を探すのに手間取り、勉強にとりかかる前に気持ちが萎えそうだ。
 小林さんによると、勉強机を片付ける手順は、〔1〕出す〔2〕分ける〔3〕しまう-の3ステップで進める。
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 まずは文具を片付ける練習から。〔1〕は、「全ての引き出しの中や机の上に乗っている文具を、いったん全部出すことが大事」と小林さん。そうしないと、せっかく整理した後で別の場所から物が出てきて、二度手間になる。
 全部出すことのメリットは、「消しゴムが20個もあったなど、普段意識しなかった持ち物の量を把握することができ、探し物も見つかります」(小林さん)。また出す際は、ペン、消しゴム、プリント、おもちゃなど、似たものを寄せておくと次の作業がしやすい。
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 〔2〕は2段階で行う。まず「使っている」物と「使っていない」物に分けることから。分ける際、レジャーシートの中央にマスキングテープを貼って置き場を決めると、分かりやすい。
 仕分けは、親ではなく子供が自ら、1つあたり3秒以内で判断して進めるのがコツだ。「使っていない物は箱に入れしばらく保管することにすれば、子供でもすぐにジャッジできますよ」と小林さん。子供が小学校低学年までなら、親が1つずつ子供に示し、仕分けを促してもよい。
 「使っている」物が明らかになったら、それをさらに「よく使う」物と、2~3カ月に1度くらいしか出番のない「たまに使う」物に分けておく。
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 最後に〔3〕のしまう作業だ。よく使う物は引き出しの手前に、たまにしか使わない物は奥のほうに。その際、「物を重ねず、引き出しを開けたときひと目で分かるように」(小林さん)。使う際、すぐに見つかることが大事だからだ。
 とはいえ、量が多いと重ねないと無理なことも。そんな時は「入りきらない消しゴムやペンを、お母さんが別の場所にストックしておき、切れたら出すようにすればいいでしょう」。
 物が大量で一気に片付ると疲れそうな場合は、何日かに分けて行うとよい。文具で片付け方が分かったら、おもちゃや洋服も同様に行うこともできそうだ。