【書評】『テントウムシ ハンドブック』阪本優介著 - 産経ニュース

【書評】『テントウムシ ハンドブック』阪本優介著

『テントウムシ ハンドブック』阪本優介著
 背中に点々の星を背負ったテントウムシは、丸く愛らしい姿も相まってあまり嫌いな人はいないだろうが、世界では約6000種、日本だけでも約180種が生息しているという。そのうち115種を収録したのがこの図鑑で、カラフルな拡大写真を用いて特徴から生態まで事細かに解説している。
 驚くのはその多様さで、体長わずか1.2ミリとゴマ粒大のものもあれば、全く模様のない種類も多い。著者はグラフィックデザイナーが本業だそうだが、アミダテントウの命名の由来やマダラテントウ類の見分け方など、マニアックな知識の数々に驚かされる。(文一総合出版・1400円+税)