美しすぎる囲碁棋士・黒嘉嘉七段出場に、井山裕太六冠が優勝宣言

囲碁
「世界ペア碁最強位戦2018」の組み合わせ抽選する黒嘉嘉七段(左)

 男女がペアで交互に打つ「世界ペア碁最強位戦2018」(産経新聞社など後援)が20日、東京都内で開幕した。日本・中国・韓国・台湾のトップ棋士8組が出場し、トーナメント方式で対局した。日本勢では加藤啓子六段(40)・井山裕太六冠(29)組と、藤沢里菜女流名人(19)・一力遼八段(21)組が1回戦を突破。謝依旻(しぇい・いみん)女流本因坊(28)・高尾紳路九段(41)組は敗退した。

 19日の組み合わせ抽選会では、先月の碁聖戦で七大タイトル独占状態を崩されたことを引き合いに「1人で打つとボロボロの状態。今回のためにかけてきた。ぜひ優勝したい」と勢いよく決意表明していた井山六冠。20日の1回戦で韓国の呉侑珍(オ・ユジン)六段・申眞●(=ごんべんに婿のつくり)(シン・ジンソ)九段組に勝利すると「(申九段は)1人で打って勝つのは難しい相手。加藤さまサマです」とパートナーを持ち上げていた。

 プロの対戦を間近で見られる公開対局のため、昨年に続く出場で、今春の「ワールド碁女流最強戦」準優勝の“美しすぎる囲碁棋士”台湾代表・黒嘉嘉(こく・かか)七段(24)のまわりには、多くの囲碁ファンが集まった。しかし林君諺七段と組んだ対局では、中国の●廼偉九段・陳耀●(=火へんに華)九段組に敗れた。黒七段は「碁盤に集中していたから、お客さんは気にならなかった。序盤から難しい形勢の碁だったので、残念です」と話した。

 ペア碁は世界75カ国・地域で実施されているといい、世界ペア碁協会の滝裕子副会長は「2016年に開催したペア碁ワールドカップを、オリンピックイヤーの2020年に日中韓台湾に加え欧米や、アマの選手も含めて実施したい」と話した。