アナン元国連事務総長が死去 80歳、ノーベル平和賞受賞 - 産経ニュース

アナン元国連事務総長が死去 80歳、ノーベル平和賞受賞

2004年2月24日、国会で演説するコフィ・アナン国連事務総長(大西正純撮影)
2001年12月、オスロで行われたノーベル平和賞授賞式で、賞とメダルを手にするアナン国連事務総長。右は韓昇洙・国連総会議長(ロイター)
2000年10月、国連難民高等弁務官事務所の執行委員会の開会前に、緒方貞子高等弁務官(右)と談笑するアナン国連事務総長=ジュネーブ(AP)
1998年2月、バグダッドでイラクのフセイン大統領(右)と会談するアナン国連事務総長(ロイター)
2012年7月、シリアの首都ダマスカスで会談するアサド大統領(右)とアナン前国連事務総長(ロイター)
2006年9月、ハバナでキューバのカストロ国家評議会議長(右)と握手するアナン国連事務総長(AP)
 【ニューヨーク=上塚真由】米中枢同時テロやイラク戦争など世界が大きく揺れた1997~2006年に第7代国連事務総長を務め、01年にノーベル平和賞を受賞したコフィ・アナン氏が18日、スイスで死去した。80歳だった。死因などは不明。コフィ・アナン財団が発表した。
 西アフリカのガーナ出身。1962年に国連事務局に入り、国連平和維持活動(PKO)担当事務次長や、旧ユーゴスラビア担当国連特別代表などを歴任。97年に、「たたき上げ」の国連職員として初めて国連事務総長に就任した。
 アフリカ出身の事務総長として、弱者や人権に重きを置く国連の基礎的な価値観を重視し、テロ防止やエイズ対策、PKOの機能強化などを推進。2003年に、米国が安全保障理事会決議を経ずに主導したイラク戦争に「国連憲章違反」と一貫して反対した。