ライチョウひな3羽目死ぬ 残り1羽に 栃木・那須

 

 栃木県那須町大島の動物園「那須どうぶつ王国」は18日、人工繁殖に取り組む国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」のひな1羽が17日に死んだことを明らかにした。同園で孵化(ふか)した4羽のうち、既に2羽が死んでおり、残るひなは1羽となった。外部の研究機関に調査を依頼する。

 同園によると、死んだ1羽は11日に生まれ、15日までは餌をついばむ様子も見られ、異常はなかったが、16日には動きが鈍くなったという。17日も元気がなく、ヒーターの温度を上げてブドウ糖液を口から投与したが、尻もちをつくようになり、狭い飼育室に移して保温したが、回復しないまま同日午後1時に死んだ。

 13日と16日にも1羽ずつ死んでおり、残りの1羽について同園は「元気はあるが体重増加が不安なところもあり、引き続き経過を注意深く観察していきたい」としている。