【第89期ヒューリック杯棋聖戦】大一番の最終第5局、羽生棋聖の先手で対局開始 - 産経ニュース

【第89期ヒューリック杯棋聖戦】大一番の最終第5局、羽生棋聖の先手で対局開始

第89期ヒューリック杯棋聖戦第5局で駒を並べる羽生善治棋聖(左)と豊島将之八段=17日午前、東京都千代田区の都市センターホテル(松本健吾撮影)
 羽生善治(はぶよしはる)棋聖(きせい)(47)=竜王=に豊島将之(とよしままさゆき)八段(28)が挑戦している産経新聞社主催の将棋のタイトル戦「第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第5局が17日午前9時、東京都千代田区の都市センターホテルで始まった。

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 対局前、記録係の岡井良樹三段による振り駒が行われ、先手は羽生棋聖に決まった。
 2勝2敗で迎えた第5局。棋聖11連覇と前人未到のタイトル獲得通算100期が懸かる羽生棋聖と、5度目のタイトル挑戦で念願の初戴冠を目指す豊島八段との対局だけに大きな注目が集まる。
 羽生棋聖が11連覇を達成すれば、大山康晴、中原誠の両永世棋聖を抜いて棋聖最多17期となる。
 両者ともに大一番となった今シリーズ。第1局は午前中から駒がぶつかり合う激しい展開で進んだが、先手の豊島八段が最後まで丁寧な指し回しを見せ、初戴冠に向けて先勝。羽生棋聖の先手で迎えた第2局は終盤、豊島八段に見落としがあり、羽生棋聖が1勝1敗の五分に戻した。
 勝てばタイトルに王手が懸かる第3局は、後手の羽生棋聖が4手目で8二の飛車を7二に振って意表の袖飛車(そでびしゃ)に構え、関係者を驚かせた。しかし、最後は豊島八段が、粘る羽生棋聖の玉を必至に追い込み、念願の初タイトルまであと1勝とした。
 後のない羽生棋聖は第4局、豊島八段の序盤からの積極的な指し回しを受けながら反撃。終盤、好手を放った羽生棋聖が巧みな指し回しで優位に転じ、2勝2敗で棋聖11連覇、タイトル獲得通算100期に逆王手をかけた。
 持ち時間各4時間の1日指し切り制で、夜には決着する見込み。立会は島朗九段が務める。
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