【囲碁】十段戦第3局 名物の「黒部ダムカレー」登場 プラン参加者も人気メニューを堪能 - 産経ニュース

【囲碁】十段戦第3局 名物の「黒部ダムカレー」登場 プラン参加者も人気メニューを堪能

囲碁タイトル戦「第56期十段戦五番勝負」第3局で、村川大介八段が選んだ昼食、地元名物のダムカレー=12日、長野県大町市(飯田英男撮影)
囲碁タイトル戦「第56期十段戦五番勝負」第3局で、井山裕太十段が選んだ昼食、特製の山菜そば=12日、長野県大町市(飯田英男撮影)
 井山裕太十段(28)=七冠=に村川大介八段(27)が挑戦している産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第56期十段戦五番勝負」の第3局は12日、長野県大町市のくろよんロイヤルホテルで行われており、正午ごろ休憩に入った。
 一般を対象にした観戦宿泊プランの参加者の昼食は同ホテルの「黒部ダムカレー」。近くにある日本最大級のアーチ式ドーム形の黒部ダムを模した、ホテルの人気メニューだ。村川八段も昼食に黒部ダムカレーを選んだ。
 黒部ダムカレーは、昭和40年代にダムの扇沢駅大食堂で「アーチカレー」として登場。しかし、大食堂のシェフはそれ以前にすでに同ホテルで開発していたという。
 現在のホテルの黒部ダムカレーの原型は平成21年、雑誌からの依頼でホテルのシェフが一晩で考案したもの。ご飯でアーチ型の堰堤(えんてい)を表してルーを流し、遊覧船を模したヒレカツを浮かべた。ポーチドエッグは、黒部ダム建設を描いた石原裕次郎の映画「黒部の太陽」をイメージしている。ご飯に古代米をブレンドして色がついているのが最大の特徴で、コンクリートを表したという。
 現在、黒部ダムカレーはホテルだけでなく、大町市内を中心に18店舗で提供されている。「ルーに遊覧船に見立てたトッピングを乗せる」など5つの原則を守り、黒部ダムカレー推進協議会が認定したもの。カレーがホウレンソウカレーだったり、堰堤がオムライスだったりと、各店の特色が出ており、バラエティーに富んでいる。
 日本全国のダムでも人気のダムカレー。黒部ダムカレー推進協議会会長で、くろよんロイヤルホテル支配人の柏原清さんは「建造物を食べ物で表現するというおもしろさが人気なのでは」と推測する。
 黒部ダムカレーは昨年、ご当地カレーの祭典「よこすかカレーフェスティバル」(神奈川県横須賀市)で、なみいる強敵を押さえて優勝した。柏原さんは「ダムカレーが、大町市をより知っていただくきっかけになれば」と話している。