【囲碁】空気張り詰める対局室にプラン参加者も特別に入室 十段戦第3局 - 産経ニュース

【囲碁】空気張り詰める対局室にプラン参加者も特別に入室 十段戦第3局

囲碁タイトル戦「第56期十段戦五番勝負」第3局で、初手を打つ村川大介八段(左)と井山裕太十段=12日午前、長野県大町市(飯田英男撮影)
 井山裕太十段(28)=七冠=に村川大介八段(27)が挑戦する産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第56期十段戦五番勝負」の第3局が12日、長野県大町市のくろよんロイヤルホテルで始まった。
 第3局では第2局に続いて一般を対象にした観戦宿泊プランを実施。プランの参加者は12日午前、普段は関係者しか入れない対局室に特別に入り、対局開始に立ち会った。
 ホテルの1室にしつらえられた対局室は、すべての準備を整え、後は対局者を待つばかり。あまりの静けさに、室内に入った参加者は緊張の面持ちだった。
 開始時間が近づき、村川八段、そして井山十段が対局室に入ると、空気は一層ぴんと張り詰めた。
 午前9時半、立会人の馬場滋九段の合図で対局が開始。参加者は先手を打つ音が響くと盤上を見つめ、後手との攻防を目で追っていた。
 参加者の1人で、パソコンソフトとの対局を楽しんでいるという中村治さん(72)=東京都世田谷区=は「初めての対局室で緊張感を味わいました」と話していた。