豊洲市場10月移転へ向け、水産業者らが使い勝手確認

豊洲問題
豊洲市場で店舗内の冷蔵庫を確認する水産仲卸業者ら=24日午前、東京都江東区

 築地市場(東京都中央区)からの移転を10月に控え、水産卸売や仲卸の業者らが24日、豊洲市場(江東区)で施設の使い勝手を確認する習熟訓練を実施した。青果業者は昨年10月に実施したが、全ての水産業者や関係者を対象とした習熟訓練は、初めての開催という。

 習熟訓練はこの日午前3時から正午まであり、業者らが施設内の店舗などを見て回った。買い出し人らも、車などで豊洲までの道順を確認した。

 水産仲卸業者の亀谷直秀さん(57)は、従業員と入居予定の店舗内を見学し「移転日が決まり、残った工事をする。新しい場所で衛生面をより考えて営業したい」と話した。水産卸売業者の団体「東京都水産物卸売業者協会」の伊藤裕康会長も「移転まで9カ月を切った。今後も現場を見て効率良く使いこなせるようにする」と述べた。

 都は7月までに、豊洲で追加の土壌汚染対策工事を終えた上で、築地市場から移転後の豊洲市場を10月11日に開場すると決めている。