追加対策工事 4件落札 予定価格事前公表 落札率100%も

豊洲市場
東京都の豊洲市場=東京都江東区(本社チャーターヘリから、納冨康撮影)

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の追加安全対策工事の入札不調が相次いでいる問題で、都が11日に開札した4件がいずれも落札された。今回は不調リスクを減らすために予定価格の事前公表に踏み切っており、予定価格に対する落札率は1件が100%、2件が99%台となった。

 落札率が99%を超えたのはいずれも地下水管理システムの機能強化の工事。水産仲卸売場棟がある6街区が100%、青果棟がある5街区が99・9%、水産卸売場棟がある7街区が99・7%。青果棟の地下空洞の換気機能整備工事の落札率は90・0%だった。

 工事全9件のうち、落札されたのは今回を含め6件。関係者によると、都が予定している来年7月末の工事完了には遅くとも1月中旬までに工事契約を成立させる必要があり、入札不調が続く工事について随意契約への切り替えも検討している。