新天皇即位日はメーデー 「例年通り開催」と労組

天皇陛下譲位
5月1日、東京・代々木公園で開かれた第88回中央メーデー式典に集まった参加者

 皇太子さまが新天皇に即位される2019年5月1日は、労働者の祭典「メーデー」に当たる。当日は皇居周辺の混雑や警備強化も予想される。三つのナショナルセンター(労働組合の全国中央組織)のうち、これまで5月1日に式典を開いてきた全労連などは例年通りに開催する考えだ。

 メーデーは1886年5月1日に米国の労働者が大規模なストライキを起こしたのが起源。日本では大正9(1920)年に第1回メーデーが開催され、終戦直後には皇居前広場が会場になった時期もある。三つのナショナルセンターは路線の違いなどから平成元(1989)年からは別々に式典を開いている。

 全国労働組合連絡協議会(全労協)の会場は、皇居に近い日比谷公園(千代田区)。担当者は「メーデー起源の日は譲れないが、何らかの要請があるかもしれない」と心配する。

 ナショナルセンターで最大の連合は「大型連休の取得に影響する」として例年、連休前半の4月下旬に代々木公園で開催。19年は4月27日になる見通しという。