豊洲市場で親子見学会 「競り見たい」と小学生

 
豊洲市場の親子見学会に参加し、水産仲卸売り場のせり見学スペースで、マグロの模型を触る小学生ら=9日午前、東京都江東区(共同)

 東京都は9日、築地市場(中央区)からの移転が延期されている豊洲市場(江東区)で、都内在住の小学生と保護者を対象とした初の親子見学会を開いた。

 都によると、226件計600人分の応募があり、抽選で午前と午後に計120人を招待した。まず都の担当者が、魚や青果が中央卸売市場を通じて流通する仕組みを説明。その後、参加者は水産仲卸売場や競りの見学スペースなど約3キロのコースを約1時間かけて見学した。

 参加した江東区の小学6年、草野雫さん(12)は「マグロ売り場が広くて特別な魚なんだと思った。今度は競りをしているときに来てみたい」とにっこり。母、亜紀子さん(41)は「衛生も温度も管理できていて、安心な施設だと来てみて分かった」と話した。

 小池百合子知事は9日、都内で取材に応じ「(豊洲市場の)広さも感じてほしいし、最新の模様を見て体感してほしい」などと語った。都は、平日に仕事がある都民ら向けに26日の土曜日にも見学会を開催する。