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変わっていないようで変わっている--新型ホンダN-ONE試乗記

 ホンダの軽自動車「N-ONE」の新型に今尾直樹が試乗した。自身もN-ONEを所有するからこそ、気が付いたポイントは?

新型N-ONEのグレード構成

 8年ぶりに全面改良を受けたホンダの軽自動車、N-ONE(エヌ・ワン)の試乗会が横浜みとなみらい地区で開かれた。軽自動車初のFFターボ×6MTということで話題の「RS」のマニュアルもヨカッタし、ベーシック・モデルの「オリジナル」も、高級仕様の「プレミアム」もヨカッタ。つまり、3台試乗した新型N-ONEは全部ヨカッタ。

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 もはや軽自動車とは思えぬ、一人前の自動車の落ち着きが感じられた。逆にいえば、軽自動車の区分を考え直すべき時期に来ているのかもしれない。

 というと先走りのしすぎなので、まずは新型N-ONEの商品展開から説明しましょう。冒頭に記したように、新型N-ONEには3つのタイプがある。

【主要諸元(オリジナル)】全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm、ホイールベース2520mm、車両重量840kg、乗車定員4名、エンジン658cc直列3気筒DOHC(58ps/7300rpm、65Nm/4800rpm)、トランスミッションCVT、駆動方式FWD、価格159万9400円。(C)Sho Tamura
【主要諸元(オリジナル)】全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm、ホイールベース2520mm、車両重量840kg、乗車定員4名、エンジン658cc直列3気筒DOHC(58ps/7300rpm、65Nm/4800rpm)、トランスミッションCVT、駆動方式FWD、価格159万9400円。(C)Sho Tamura
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 「オリジナル」は14インチの鉄ちんホイールで、昔風のホイール・キャップが付いている。パワートレインは660cc直列3気筒の自然吸気エンジンとCVTのみ。赤、薄いブルー、アイボリーなど、1960年代風のボディ色もあったり、内装も2トーンの明るいシート表皮が用いられていたりして、全体にシンプルでカワイイ仕立てになっている。

 「プレミアム」はボディの前後と横にメッキをあしらい、LEDフォグライト、アルミ・ホイールを装備する。内装ではステアリングホイールが革巻きになり、シート表皮はダーク系で統一される。エンジンには自然吸気とターボがあり、後者は「プレミアムツアラー」を名乗る。ターボ・モデルはアルミ・ホイールが14インチから15インチに格上げとなる。ギアボックスはCVTのみである。

【主要諸元(プレミアムツアラー)】全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm、ホイールベース2520mm、車両重量860kg、乗車定員4名、エンジン658cc直列3気筒DOHCターボ(64ps/6000rpm、104Nm/2600rpm)、トランスミッションCVT、駆動方式FWD、価格188万9800円。(C)Sho Tamura
【主要諸元(プレミアムツアラー)】全長×全幅×全高:3395×1475×1545mm、ホイールベース2520mm、車両重量860kg、乗車定員4名、エンジン658cc直列3気筒DOHCターボ(64ps/6000rpm、104Nm/2600rpm)、トランスミッションCVT、駆動方式FWD、価格188万9800円。(C)Sho Tamura
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 「RS」は2017年の初代N-ONEの何度目かのマイナーチェンジで追加されたスポーティ仕様で、新型ではCVTのほか、6MTが新たに設定されている。

 6MTは2座のミドシップ・オープン・スポーツカー、S660のそれを前輪駆動用に改良して搭載している。ホンダが「軽自動車初のFFターボ×6MT」と銘打っているのは、ターボ×6MTはS660で実現しているからだ。FFターボ×5MTはスズキ「アルト・ワークス」が現在もあるし、過去にもある。

 ちなみにFF自然吸気×6MTの軽自動車はホンダにもあります。それはなんでしょう? 答は「N-VAN」。リアの両サイドにスライド式ドアをもつ、趣味人のための軽バンだ。

 「オリジナル」と「プレミアム」および「プレミアムツアラー」にはFFのほか、4WDの設定もあるけれど、会場には持ち込まれておらず、試乗したのはすべてFFである。

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