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売れ線モデル、いよいよ上陸! アウディ A6 45 TFSIクワトロ スポーツ 試乗記

 当時のA4のパワートレインは“俊敏・快活”で、高回転まで気持ちよくスポーティかつパワフルではあったものの、高級な印象はあまり受けなかった。

 しかし新しいA6に搭載されたそれは、低速でも高級車らしいゆとりあるトルクを生み出し、ノイズや振動も抑えられている。アクセルペダルを深く踏んでスピードを高めていっても、3000rpmを超えればひたすら安定したトルクとともに滑らかに6750rpmのトップエンドまで吹けあがっていき、かつてのV型6気筒エンジンにまったく遜色ない高級感を身に着けていると思えた。

 若干くぐもった音と振動を伝えてくるのは、2000rpm台のごくわずかな区間だけだ。低速におけるトルク感の余裕は、マイルドハイブリッド システムの助力によるものかもしれない。近年ヨーロッパでは高級車の主流がディーゼル車になっていて、ノイズと振動を遮断する技術が発達したことも追い風になっているはずだ。

搭載するエンジンは、1984cc直列4気筒DOHCターボ(245ps/5000~6000rpm、370Nm/1600~4300rpm)。
搭載するエンジンは、1984cc直列4気筒DOHCターボ(245ps/5000~6000rpm、370Nm/1600~4300rpm)。
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アウディを選ぶ理由とはなにか?

 スポーツサスペンションをベースに、前輪だけでなく後輪も操舵する4WS「ダイナミック オールホイール ステアリング」と衝撃吸収のレベルを調整可能な「ダンピング コントロール サスペンション」、20インチの大径タイヤをオプションで加えた足まわりは、スピードを高めるほどにむしろ安心感を増すほど、盤石のフットワークを見せる。

 「アウディ ドライブセレクト」を通じてダイナミック モードを選べばスポーツカーのようにふるまうし、コンフォート モードなら滑らかに路面を撫でる。20インチのホイールは路面の目地段差で若干の衝撃を伝えてくるが、それは許容範囲にある。A6のカタログにはいまや21インチ ホイールも掲載されているのだ。

24万円のオプションである「パワーアシストパッケージ」装着車のステアリング ホイールは、電動チルト/テレスコピックス機構付き。
24万円のオプションである「パワーアシストパッケージ」装着車のステアリング ホイールは、電動チルト/テレスコピックス機構付き。
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 後輪を最大5度まで操舵するダイナミック オールホイール ステアリングは、ぜひ選択しておきたいオプション装備である。低速におけるコーナリングでの敏捷性と高速における安定性を高めてくれるのにくわえて、小回り性能も大幅に改善し、最小回転半径が通常の5.7mから5.2mまで短縮される。

 この日はたまたまホンダ「シビック ハッチバック」が取材に同行していたが、Uターンに要する道幅は全長が40cmも長いアウディのほうが明らかに少ないことに驚いた。トランク容量565リッター、後席ひざ前の空間が20cm(身長172cmが前後に座った場合)というスペース ユーティリティにデメリットがない。

メーターはフルデジタル。ナビゲーションマップも表示可能。
メーターはフルデジタル。ナビゲーションマップも表示可能。
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 このほかA6の入手を検討するにあたって念頭に置いておきたいのは、上級車種の「A8」にはより高いレベルの自動運転支援システムが備わることだ。

 主にミリ波レーダーとシングルカメラで制御するA6に対し、A8には高性能であるが高価な「レーザースキャナ」がくわわる。それゆえ首都高速で前のクルマに追従しながらレーンキープアシストを使うようなシーンでは、A8のほうがカーブでも粘り強く車線をキープしてくれる。

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