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「筋肉質に進化する」体育会系コンパクト

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 4代目にして晴れて日本での名称がヤリスに統一されたトヨタの量販コンパクトハッチ。代を重ねるごとに贅肉がそがれ筋肉質になっていく“体育会系”だ。パワフルなハイブリッドに試乗し、その進化を体感した。

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4代目でようやく“ヤリス”になった

 ようやく“ヤリス”になった、というのが第一印象だ。このトヨタのBセグメントコンパクトカーは1999年に初代が登場して、3代、約20年にわたってなぜか日本だけ“ヴィッツ”の名で販売されてきた。

ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高1500mm、ホイールベースは2550mm。旧型と比べ全長は55mm、ホイールベースは40mm拡大している。1リッターモデルとMT以外にはE-Four(電気式4WDシステム)モデルが設定された。
ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高1500mm、ホイールベースは2550mm。旧型と比べ全長は55mm、ホイールベースは40mm拡大している。1リッターモデルとMT以外にはE-Four(電気式4WDシステム)モデルが設定された。
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 登録商標の関係で国によって車名を変更するというケースはこれまでにもあったが、ヴィッツは語呂のよさで選ばれたものだったという。したがってトヨタが2017年にヤリスベースのマシンでWRC(世界ラリー選手権)に復帰しても、「ヤリス(日本名ヴィッツ)」とカッコ付きで表記しなければならない煩わしさに、正直なんだかなと思っていた。

 数年前、あるトヨタの役員に、なぜヤリスに統一しないのかと尋ねたところ、「もちろん考えてはいるが、約20年間続けてきた車名だけに販売店など現場の理解も必要で、メーカーの一存では変更できない」という主旨の答えがかえってきた。ヴィッツは4代目へとフルモデルチェンジを機に晴れてヤリスになったというわけだ。

コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用、従来型と比べ車両重量を50kg軽量化、ねじり剛性を30%以上強化、重心高を15mm低下させている。
コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用、従来型と比べ車両重量を50kg軽量化、ねじり剛性を30%以上強化、重心高を15mm低下させている。
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 新型ヤリスには、WRCで得たノウハウが注ぎ込まれているという。初採用となるコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)は、従来型に比べ車両重量を50kg軽量化し、ねじり剛性を30%以上強化。重心高を15mm下げている。

 パワ-トレインは、新開発の1.5リッター直列3気筒ベースとハイブリッドとノンハイブリッド、そして1リッター直列3気筒ガソリンの3種類がある。

1高速燃焼技術などを取り入れた新開発の1.5リッター直3ダイナミックフォースエンジンを搭載。ハイブリッドシステムも低燃費と加速性能が向上した新型とされている。
1高速燃焼技術などを取り入れた新開発の1.5リッター直3ダイナミックフォースエンジンを搭載。ハイブリッドシステムも低燃費と加速性能が向上した新型とされている。
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ハイブリッドもここまで進化した

 試乗車は装備違いによって3種類あるハイブリッドの中間グレードのGだった。ヤリスは代を重ねるごとに贅肉がそがれ筋肉質になっている印象だ。とくにリアまわりは隆起したフェンダーが特徴的だ。室内もタイトで、後席もそれほど広くない。視界の広さ、空間の広さ、アレンジのしやすさという面では、ホンダフィットのほうが優れている。

ドライブモードスイッチとEVドライブモードスイッチ、アドバンスト パーク スイッチはシフト下に並ぶ。
ドライブモードスイッチとEVドライブモードスイッチ、アドバンスト パーク スイッチはシフト下に並ぶ。
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 ではヤリスのセリングポイントはといえば、スポーティであること、そしてハイブリッドモデルの燃費の良さということになる。軽量化され剛性の高められたボディの効果がステアリングをとおして伝わってくる。足回りももう少しソフトでもいいかもと思うくらいしっかりしている。コーナリングも大きくロールすることなく、安定して素直に曲がる。

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