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2114万円の「G63」はなぜ売れまくるのか?

主要諸元:全長×全幅×全高:4665mm×1985mm×1975mm、ホイールベース2890mm、車両重量2530kg、乗車定員5名、エンジン3982ccV型8気筒DOHCツインターボ(585ps/6000rpm、850Nm/2500~3500rpm)、トランスミッション9AT、駆動方式4WD、タイヤサイズ275/50R20、価格2114万円(OP含まず)。
主要諸元:全長×全幅×全高:4665mm×1985mm×1975mm、ホイールベース2890mm、車両重量2530kg、乗車定員5名、エンジン3982ccV型8気筒DOHCツインターボ(585ps/6000rpm、850Nm/2500~3500rpm)、トランスミッション9AT、駆動方式4WD、タイヤサイズ275/50R20、価格2114万円(OP含まず)。
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 メルセデスの本格オフローダー「Gクラス」。なかでも、AMGが手がけたハイパフォーマンスモデル「G63」が販売台数の大半を占めるという。なぜか? 理由を今尾直樹が考えた。

激動の世界にあって変わらぬGクラス

 世界はいま戦争状態にある。たとえ、この新型コロナウイルスが終息したとしても、次なる未知のウイルスがあらわれるかもしれない。脅威はウイルスだけではない。常態化しつつある異常気象、今後30年以内に必ず日本列島を襲うと予測される大地震、カミナリ、火事、オヤジは最近コワくないかもしれないけれど、災害は忘れたころにやってくる……。

G63はメルセデスAMGが手がけたGクラスのハイパフォーマンス バージョン。
G63はメルセデスAMGが手がけたGクラスのハイパフォーマンス バージョン。
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 こんな物騒な世のなかで頼れるものといったらなにか? そう、メルセデス・ベンツ「Gクラス」である。なかでもそのウルトラ高性能版であるメルセデスAMG「G63」ほど、確固たる信念と揺らぐことのない価値を訴え続けている自動車は地球上に存在しない。そう断言してもよいのではあるまいか。

 なんせ、そのデビューは1979年にさかのぼる。いまからかれこれ40年前も前である。2年前の2018年に大幅改良を受けたが、カタチはほとんど変わっていない。

メルセデスAMG G63
メルセデスAMG G63
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 ボディ サイズは、全長×全幅×全高=4665×1985×1975mm、ホイールベース2890mmと、改良前より、53mm長くて、64mm幅広く、ホイールベースは40mm延びて、居住空間が広がっている。なのに、しつこいようですけれど、おなじカタチなのだ。

 1979年とここまでおなじカタチをしているクルマは、もしかして多元宇宙みたいなのがあったら話は別ですけれど、たとえば、一般に寿命が長いSUVだって、1979年のジープは現代のジープ「ラングラー」よりずっとジープの原型に近かったし、ランド ローバーは「ディフェンダー」になる前で、そのディフェンダーも2019年に新型に生まれ変わっている。「レインジ ローバー」の1979年は登場後9年を経てパワー ステアリングが装着されただけ、トヨタの「ランドクルーザー」は40と55の時代で、三菱「パジェロ」の登場は3年後の1982年である。つまり、Gクラスだけなのだ。

メーターおよびインフォテインメント用、ふたつの液晶ディスプレイ(12.3インチ)が並ぶ。
メーターおよびインフォテインメント用、ふたつの液晶ディスプレイ(12.3インチ)が並ぶ。
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 でもって1979年は、山口百恵が『美・サイレント』を歌った年でもあるけれど、世界政治ではホメイニ師を中心とするイラン革命が起きた年だ。Gクラスはもともと、当時メルセデスの大株主だったイランのパーレビ国王からの提案により、軍用車として開発されたとも言われている。軍用車だったことはメルセデスも認めていて、4×4の経験のあるオーストリアのシュタイヤー・ダイムラー・プフ(現在のマグナ・シュタイヤー)と共同開発し、その民生用として発売されたのがゲレンデヴァーゲン、のちのGクラスなのだった。

フロントシートは電動調整式(メモリー機能付き)。
フロントシートは電動調整式(メモリー機能付き)。
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