PR

GQ JAPAN GQ JAPAN

桑田真澄を父に持ったMattという異才のプライド--キラキラした世界で夢を与えたい

 Mattは、父である桑田真澄と仲が良いことを公言している。いま、父子の関係は従来のカタチから変わったのか? 偉大な父を持つプレッシャーはないのか? Mattに聞いた。

坊主頭やユニフォームが嫌だった

コート \570,000、ジャケット \410,000、パンツ \135,000(参考価格)、バッグ \175,000〈すべてDIOR/クリスチャン ディオール〉
コート \570,000、ジャケット \410,000、パンツ \135,000(参考価格)、バッグ \175,000〈すべてDIOR/クリスチャン ディオール〉
その他の写真を見る(1/7枚)

 かつては「地震・雷・火事・親父」といったぐらい、父親は怖い存在の代表だった。では、桑田真澄という野球界のスーパースターを父に持つタレントにして音楽家のMattにとって、父は火事の次ぐらいに怖いのか? 「家族」における父と子の関係の現在をさぐるべく、超有名人の家に生まれ育った超個性派の若き才能に、「父と子」についてインタビューした。

 まずは、「大事なことは父に相談して、ふたりきりで話し合う」とテレビ番組で語っていたことについて。どんなことを相談するのだろう。

コート \570,000、ジャケット \410,000、パンツ \135,000(参考価格)、バッグ \175,000 〈すべてDIOR/クリスチャン ディオール〉
コート \570,000、ジャケット \410,000、パンツ \135,000(参考価格)、バッグ \175,000 〈すべてDIOR/クリスチャン ディオール〉
その他の写真を見る(2/7枚)

 「なんでも相談しますね。たとえば小学校を卒業するときに、そろそろ進路を決めなければいけないと思って相談しました。野球とピアノとバイオリン、それに絵をやっていて、野球もすごく評価されていたけれど、自分は芸術の道に進みたい、と相談の結果、決めたんです」

 やはり、偉大な父と同じ道を進むことがプレッシャーだったのだろうか。

 「というより、坊主にしたりとかユニフォームを着ることとか、土の上で何かをすることが嫌で、家の中でピアノを弾いたり絵を描いているほうが、自分の魂が喜ぶ感じがしたんです」

 Mattは、野球よりも音楽をやりたい、と父・桑田氏に伝えた。

2019年4月1日は父親の誕生日を祝った。 Instagram @mattkuwata_official2018
2019年4月1日は父親の誕生日を祝った。 Instagram @mattkuwata_official2018
その他の写真を見る(3/7枚)

 「音楽をやりたいと言ったときにはわかったって答えてくれたけれど、そのときの後ろ姿はちょっと悲しそうでした。父はよくマッサージをしてくれるんですが、いまでも僕の足を揉みながら、この足だったら凄い選手になっていたなんてちょいちょい言ってくるんで、本音は野球をやってほしかったんだと思います。でも兄が野球を続けてくれたんで、兄には感謝しています」

親の七光りは使わない

 Mattには、桑田氏からのアドバイスで忘れられないことがあるという。

 「高校は吹奏楽部が強い学校に進んで、2年生のときに団長を決める選挙があったんです。7人が立候補してひとりずつスピーチをするんですけれど、僕は学校生活であまり素行が良くなくて、でも部を引っ張っていきたいという想いは強かった。すると父が、学校の伝統を継承しつつ新しい自分たちの歴史を築きなさいとアドバイスしてくれたんです。それが僕の心に響いて、部員にも伝えることができて、結果として団長に選ばれました。伝統を継承するという言葉は僕には思いつかないな、と感心したんです」

 そしてMattは、父を尊敬していて、桑田真澄の次男として生まれたことに感謝していると続けた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ