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定番こそ至高! 改めて考えるモトグッチV7の魔力

 ファッション、自動車、そしてバイクと定番モデルは常に安定した人気を誇っている。プロダクトとしての素晴らしさだけでなく、人に安心を与えるその存在は、時に目新しいプロダクトを凌ぐ魅力を持ち合わせる。輸入バイクの定番、V7をモチーフに、そんな定番アイテムの魅力を改めて考えてみたい。

現在いくつものラインナップが用意されているV7シリーズ。写真は2019年モデルのV7 Ⅲ STONE。価格は109万8000円。現在では最もスタンダードなV7となる。
現在いくつものラインナップが用意されているV7シリーズ。写真は2019年モデルのV7 Ⅲ STONE。価格は109万8000円。現在では最もスタンダードなV7となる。
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結局5台もV7を買った男の物語

 以前、お世話になっている大先輩におすすめのバイクを聞かれたとき、「モトグッチのV7」とお答えしたことがあった。先輩は早速V7を購入し、たいそう気に入ってくださった。

車体の設計はそのままで、ライディングポジションやサスペンションの設定を変えたV7 レーサー。2008年の進化後に発売されていたモデルで発売時の価格は139万8000円。現在は新車販売は行われていない。(C)marco magoga
車体の設計はそのままで、ライディングポジションやサスペンションの設定を変えたV7 レーサー。2008年の進化後に発売されていたモデルで発売時の価格は139万8000円。現在は新車販売は行われていない。(C)marco magoga
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 しかし、どんなバイクもクルマも3カ月ほどするとガレージから姿を消してしまうという浮気性の先輩。V7も「そんなものかな?」と思っていたが3カ月待っても、一向に手放す気配がない。あっという間に時は経ち、先輩がV7を手放したのは購入から1年後のことだった。

 話がここで終わると「結局手放してるじゃないか」と言われてしまうが、この話にはまだ続きがある。先輩はその後1年ほどすると「やっぱり忘れられないなぁ…」と言い出しなんと2度目の購入をする。

こちらは現在新車では販売されていないV7スペシャル。タンクデザインなどを1970年代のスタイルにし、よりクラシカルなテイストが味わえるモデルになっていた。(C)
こちらは現在新車では販売されていないV7スペシャル。タンクデザインなどを1970年代のスタイルにし、よりクラシカルなテイストが味わえるモデルになっていた。(C)
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 そのときも、通常よりは長く所有し、2年ほど乗り回してから手放した。しかし、そこからなんと3度目の購入。その驚きの行動は今もなお継続中で、今年の夏にはついに5代目となるV7を新車で購入し、現在蜜月の真っ只中なのである。浮気性の人間がどうしても手元に置いておきたくなる相棒、それがV7というバイクなのである。

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なぜV7は人を惹きつけるのか

 奨めておきながらなんだが、なぜにそんな存在になったのだろうと、改めてV7の魅力について考えてみた。

 モトグッチといえば、縦置きのVツインエンジンがその代名詞であり、Vツイエンエンジンに強いこだわりを持ってきたブランドだ。車体を正面から見た時、Vの字を描くスタイリングが特徴的でその存在感は唯一無二のものである。

 歴史を紐解くと、過去には様々なエンジンを作っていた事実が判明するのであるが、それはマニアのみが知るトリビアであり、やはりモトグッチといえば、縦置きVツイン一筋の頑固なクラフツマンシップの息づいたブランドである。そのイメージを強めたのが1965年に発表されたV7である。

 先輩が惚れ込んだV7クラシックは、そのマシンのリバイバル的モデルだ。このようなマシンは現在、各メーカーから発売されているが、多くは現代の車体に「○○風」なルックスとなっているのに対し、V7クラシックは大きくカタチを変えずに、現代に蘇ったという点が異なる。

 もちろん、現代の技術により、各パーツの精度や信頼性は大幅に上がっているし、マニアに言わせれば全くの別物と評されてしまうかもしれないが、77年にデビューしたV35からさほど変わっていない。それが魅力なのである。

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