PR

GQ JAPAN GQ JAPAN

さらば内燃機関! ジャガー XJ50試乗記

 エンジン・フィールも、XJ50の魅力である。最大トルクは3600rpmの回転域で発生するが、1500rpmあたりから実用上十分なトルクが盛り上がってくる。中回転域を使うようにすると、アクセルペダルの微妙な踏み込みかげんで速度コントロールが存分に出来て、これもまた気持ちいい。

アルミパーツをふんだんに使った結果、車両重量は1890kgに抑えられている。
アルミパーツをふんだんに使った結果、車両重量は1890kgに抑えられている。
その他の写真を見る(12/22枚)
メーターパネルはフルデジタルタイプ。
メーターパネルはフルデジタルタイプ。
その他の写真を見る(13/22枚)
メーターパネル内に、ナビゲーション・マップも表示出来る。
メーターパネル内に、ナビゲーション・マップも表示出来る。
その他の写真を見る(14/22枚)

次期モデルは大幅に変わる?

 いっぽう、乗り心地のよさも印象に残る。「軽い」というが、車重が1.8トンあるから、いわゆるバネ上が重く、いいかんじの重厚感である。また、路面の凹凸もきれいに吸収する。しっとりした乗り味は、XJ50の大きな魅力だ。

 XJ50専用デザインの座り心地のいいシートに身をゆだね、高速道路を走っていると、かつてのXJサルーンを思わせる快適性に感心してしまう。

フロントシートは18ウェイ電動調整機構付き。ヒーター、ベンチレーション。マッサージ機能も備わる。
フロントシートは18ウェイ電動調整機構付き。ヒーター、ベンチレーション。マッサージ機能も備わる。
その他の写真を見る(15/22枚)
ヒーター機能付きリアシートは固定式。
ヒーター機能付きリアシートは固定式。
その他の写真を見る(16/22枚)
10.2インチのリアシート用エンターテインメント・システム・モニターはオプション。
10.2インチのリアシート用エンターテインメント・システム・モニターはオプション。
その他の写真を見る(17/22枚)
フロント・リアともにガラス・ルーフになる(サンシェード付き)。なお、フロントは電動開閉機構付き(リアは固定式)。
フロント・リアともにガラス・ルーフになる(サンシェード付き)。なお、フロントは電動開閉機構付き(リアは固定式)。
その他の写真を見る(18/22枚)
ラゲッジルーム容量は520リッター。なお、トランクリッドは電動開閉機構付き。
ラゲッジルーム容量は520リッター。なお、トランクリッドは電動開閉機構付き。
その他の写真を見る(19/22枚)

 現行モデルはフルモデルチェンジを受けたのが2009年である。安全運転支援システムやインフォテインメントシステムなどは、独・日の競合に追いついていない部分もある。

 しかし、ドライビングの楽しさにフォーカスした場合、ライバルの多いセグメントに身を置きながら、独自の立ち位置をきちんと守っているように思う。

最小回転半径は5.8m。
最小回転半径は5.8m。
その他の写真を見る(20/22枚)

 ちなみに次期XJについて、ジャガー・カーズはすでに一部内容を発表している。

 それによると、「I-PACE」につぐ2番目のピュアEV(電気自動車)になるという。スタイリングを担当しているのはI-PACEを手がけたチームというから、デザインも大きく変わりそうだ。

エンジンは、3.0リッターV型6気筒のほか、5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド付きも選べる。
エンジンは、3.0リッターV型6気筒のほか、5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド付きも選べる。
その他の写真を見る(21/22枚)

 つまり、内燃機関を搭載するXJの歴史が終わり、新しい章に入るのだ。XJ50に乗ってみて、エンジンとサスペンション・システムのコンビネーションのよさに感心したので、少々感傷的になってしまった。

 試乗したXJ50の価格は、もとになったXJプレミアムラグジュアリー(1253万円)に対し、1321万円。安くはない買い物だけれど、XJ50は、ぜいたくな作りの高級サルーンだから納得の価格設定である。

 文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)

その他の写真を見る(22/22枚)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ