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ブガッティがSUVやEVを手がける…かもしれない!?--ブガッティCEOが今とこれからを語る!

 2018年1月からブガッティ・オートモビルのCEOを務めるステファン・ヴィンケルマン氏が来日し、今後の戦略などを大いに語った。

文・小川フミオ

ブガッティ・オートモビルのステファン・ヴィンケルマンCEOは、これまでメルセデス・ベンツやフィアット、ランボルギーニなどでマーケティングやセールスを担当してきた。
ブガッティ・オートモビルのステファン・ヴィンケルマンCEOは、これまでメルセデス・ベンツやフィアット、ランボルギーニなどでマーケティングやセールスを担当してきた。
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未来の過去まで意識するブガッティ

 フォルクスワーゲン・グループ傘下のなかでも、ブガッティは異色のブランドだ。2016年3月に発表された「シロン」は、3億円以上する価格にもかかわらず、多くのバックオーダーを抱えている。そのため、納車までに2年以上要するという。

 また2018年3月には、シロンをよりスポーティに仕立てた「シロン・スポーツ」も登場した。さらに、同年8月にはアメリカでおこなわれた「ザ・クエイル、ア・モータースポーツ・ギャザリング」で、軽量化するとともにダウンフォース性能を高めた「ディーボ」がお披露目された。

 ブガッティの公式発表によれば「シロンのオーナーを招き、ディーボの内覧会をおこなった結果、その場で40台のオーダーを受けました」とのこと。車両価格が6億円超するから驚くばかりだ。

 販売好調なブガッティを現在率いるのがCEOのステファン・ビンケルマン氏だ。ブガッティ以前はランボルギーニに在籍し「アベンタドール」、「ガヤルド」、それに「ウルス」の開発を指揮した。

 今回、ビンケルマン氏の来日に際し、インタビューをおこなった。まず、現行モデルについて訊いたところ、「シロンの納期が少し長すぎるので、なんとかしなくては、と思っています。シロンの魅力はW型16気筒エンジンが発揮する圧倒的なパフォーマンスと快適性を両立している点です。とくに快適性は、乗ってみないと理解出来ないかもしれません」と、話す。

 東京・青山のショールームにあらわれたビンケルマン氏は、ダークスーツをすきなく着こなす。

Bugatti Chiron|ブガッティ シロン2016年から販売されている「シロン」。
Bugatti Chiron|ブガッティ シロン2016年から販売されている「シロン」。
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 「ブガッティの歴史を振り返ると、テクノロジーなどさまざまな分野で、ほかのメーカーをリードしていたと思います。いまのブガッティも、おなじようにリードすべきであると私は考えます。顧客を思えば、守るべきものと変えるべきものがあるはずですから見極めは重要です」

 ビンケルマン氏は続けて、「たとえばデジタライゼーションの見極めは難しい」と、話す。近年、フォルクスワーゲン・グループの最新モデルは、メーターパネルに液晶を使う。ベントレーでさえ、最新のコンチネンタルGTはフルデジタルだ。

 「ブガッティはアナログメーターのままでいいかもしれません。というのも、ブガッティは100年単位で後世に残るクルマを手がけているので、デジタルメーターよりもアナログメーターのほうが信頼性の点で向いていると思うからです。こういった歴史の重みを、ことさら意識させられたブランドは、私にとって初めてです」

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