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なぜスバルは4WDにこだわるのか?--冬の山形でスバル フォレスターに乗って考えた

SUBARU FORESTER|スバル フォレスター
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刻々と変わる環境下で安心して走れる

 もっとも雪深かったのは、中継地点近くにあった肘折(ひじおり)温泉の近辺だった。「肘を折った際の湯治に効果があった」と、平安時代に命名されたという説のある最上郡大蔵村の温泉地だ。日本有数の豪雪地帯で、2018年は4m超の雪が積もったほど。

 周辺には除雪した雪の壁が左右から迫ってくるようなワインディングロードがある。ブリザックVRX2を履いたフォレスターはなんの不安もなく、雪の回廊というべき道でのドライブを楽しませてくれた。そしてこの地で乗りかえたe-BOXER搭載の「アドバンス」もおなじく楽しませてくれた。

 私個人としては、アドバンスのナチュラルな加速感が好きである。その印象が雪上でも変わらなかったのが印象に残った。トルクの出かたが自然で、アクセルワークにそれほど気を遣わなくていいのが魅力のひとだ。

 もうひとつは、平坦な積雪路での好燃費である。大きく加速する場面がないため、燃費がぐんぐん伸びていく。100kmほど走ったあとの実燃費は、リッターあたり13kmを超えた。スバルが公表しているWLTC燃費14.0km/Lに迫る。

 AWD(常時全輪駆動)システムは、センターディファレンシャルにクラッチがついている。理論的にはごく低負荷時、前輪駆動となるものの、基本的には4つのタイヤにいつも駆動力が配分されている。通常は前輪駆動で走行し、いざというとき4WDに切り替わるシステムであれば燃費もさらに向上するかもしれないが、AWDは譲れないこだわりという。

 それでも、WLTCによる14.0km/Lの数値は、けっして悪くない。雪国でよく走るという意味で、優れた燃費性能もフォレスターの特徴にあげていいだろう。

 外気温が零下になる環境下では、シートヒーターのありがたさも痛感した。肩の付近まで電熱線が入っているせいか、すぐに背中全体がジワーっと気持ちよくあたたかくなる。足元をしっかり暖めるようヒーターの吹き出し口位置も気を遣っているというだけあって、今回のウィンタードライブは至極快適だった。

 余裕ある居住性、広いラゲッジルーム、AWDがもたらす走破性、ボクサーエンジンのフィーリング……さまざまな魅力によって多くの支持を集めるフォレスターであるが、今回のロングドライブで頼りになる部分を充分に感じさせてくれたのであった。

SUBARU FORESTER|スバル フォレスターオーソドックスな形状のインテリア。ナビゲーションシステムはディーラーオプション。
SUBARU FORESTER|スバル フォレスターオーソドックスな形状のインテリア。ナビゲーションシステムはディーラーオプション。
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