PR

GQ JAPAN GQ JAPAN

なぜスバルは4WDにこだわるのか?--冬の山形でスバル フォレスターに乗って考えた

高度なAWDシステム

 フォレスターのAWDシステムは、私が学生時代によく乗った、友人の「レオーネワゴン」の4輪駆動システムから大きく進化している。いまさらここで書くまでもないかもしれないが、とにかく走りがスムーズだ。

 フォレスターにはアクティブトルクスプリットAWDが搭載されている。「前60:後40のトルク配分を基本に、加速、登坂、旋回などの走行状態に合わせてリアルタイムにトルク配分をコントロールする」と、メーカーがうたうシステムである。

 ようするに、クルマにまかせておけば大丈夫、というメカニズムなのだ。とくにマイルドハイブリッドシステムである「e-BOXER」を搭載したグレード「アドバンス」は、回生ブレーキ時のアンダーステアを防ぐため制動力を自動で調整するし、滑りやすい路面は適切なトルクコントロールのためモーター駆動の領域を拡大するなど、雪道をより安定して走行出来る機構が複数盛り込まれている。

 今回のコースは、山形県酒田市内を出発し、鶴岡や寒河江(さがえ)や天童を経由し、山形駅まで向かう約200kmだ。まず中継地点までで乗ったのは2.5リッター水平対向4気筒エンジンにAWDを組み合わせたグレード「プレミアム」である。18インチタイヤ、アイサイトセイフティプラス、フルオートエアコン、全席シートヒーター、フロントシートの電動調整機能などを装備した、ちょっと贅沢な仕様だ。

 搭載するエンジンは、239Nmの最大トルクを4400rpmで発生する設定であるが、低回転域でもしっかりと力強い。アクセルペダルの軽い踏み始めから大きなトルクが出たあと、途切れることなく加速力を持続する。

 試乗車のタイヤは、ウィンタードライブに合わせて、氷結路面の多い北海道を中心に大きなシェアを誇るブリヂストンの「ブリザックVRX2」だった。なお、フォレスターのなかでも、オフロードテイストの強いグレード「X-BREAK」は唯一、標準で3シーズンタイヤ装着するが、試乗したプレミアムをはじめ、ほかのグレードはサマータイヤが組み合わされる。

 さまざまな道を走った結果、「スタッドレスタイヤと組み合わせれば、フォレスターは無敵になるのでは?」と、思うのであった。積雪路でのグリップはしっかりしているうえ、コーナリングも正確だ。やや強めの制動をかけたときも、直進安定性はしっかり確保されていた。さらに、ブレーキを自動制御し安定したコーナリングラインを確保する「アクティブトルクベクタリング」も標準装備しており、安心感を高める。

 もうひとつ感心したのは、ドライを含む各種路面における一貫した静粛性の高さである。だから、オーディオシステムの音質の良さが際立つ。広報部が用意したCDアルバム(2019年グラミー賞候補曲)を聴いてドライブしたときも、音量を上げたくなる場面はなかった。

SUBARU FORESTER|スバル フォレスター
SUBARU FORESTER|スバル フォレスター
その他の写真を見る(4/6枚)

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ