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サッカーと移籍金――誰のために“移籍金”はあるのか?

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 ただし、この夏リバプールからバルセロナに移籍するコウチーニョの1億2500万ユーロを下回る。また、昨年夏にネイマールがバルセロナからパリ・サンジェルマンへと移籍した時の2億2200万ユーロの約半分だ。それでも、彼の移籍金は歴代4位という。

 

ちなみに、ほぼ同額の移籍金だったのはガレス・ベイル。2013年、英・トットナムからレアル・マドリードに移籍した時の1億100万ユーロだった。ここ数年、高騰の一途をたどる移籍金だったが、ロナウドの移籍金を聞く限り、ひと段落したかのように思ったが、年齢的なこともあるのでなんとも言い難い(金額Transfermarkt.deから引用。もちろん推定)。

 「移籍金」という単語にピンとこない人もいるかもしれない。それは日本国内の移籍では基本的に生じないからだろう。移籍金とは新しく獲得するクラブ(移籍先)が旧所属クラブに払う違約金のようなもの。

 仮に4年間の契約を結んでいても、1年か半年ほど契約期間を残して移籍するパターンが多く、“契約期間が残っているのに移籍してしまうことへの違約金”と、捉えるとわかりやすいかもしれない。もちろんこれは「違約金」ではなく「移籍金」で正当なものだから、契約期間が終わって移籍金なしで次へ移るのに比べれば、旧所属クラブに対し、選手たちは金銭的な面で“恩”を示すことができるのだ。なお移籍金は選手にとっての評価のようなものであり、高いほど選手としての価値があると見なされる。

 移籍金をめぐるエピソードは多い。たとえばシャルケ時代の内田篤人は「契約を更新したのは、移籍金をお世話になったクラブに残すため」といった言い方をした。

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