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クラウンよ、若返りは本気か?――新型クラウンの存在意義

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 15代目となる新型クラウンは、プロトタイプに試乗した限り、圧倒的なハンドリングの良さにくわえ、ゼロクラウンでは実現出来なかった爽快な乗り心地も手にしたように思う。当時の飛び跳ねるような乗り心地とは無縁で、時代が求める上質な乗り心地だ。特にハンドリングは、欧州車とも、これまでのクラウンとも違うアプローチで煮詰めたことで、新たな“クラウン像”を作り上げることに成功したように見える。

 ただし割り切った部分もあり、これまでのクラウンが持っていた細部へのこだわりや高級感にはそれほど注力されていないように見える。それでもクラウンと呼ぶにふさわしい貫禄があるのは凄い。

 スリークで厚みのあるエクステリアは威厳や迫力より、流れるような風格を大切にする。これも大きな変革だ。デザインはもちろん、クルマへの経験が深いユーザーにとっても納得のいく走りと乗り心地、世界トップレベルの先進安全技術、充実したコネクティビリティ、トヨタの誇る信頼性の高さ、国土にあったボディサイズなど新しいクラウンはプレミアムクラスに大きなインパクトを与えることになるだろう。次のクラウンを探していた層はもちろん、輸入車への流れも変えることが出来るかもしれない。

 クラウンの存在意義を見直したクルマ作りは、ユーザーにも変革を求めているように思える。“若返り”に必要なポテンシャルを十分秘めた1台であっただけに、平均購買年齢の今後に注目していきたい。

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