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なぜ津田大介は炎上するのか?

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なぜ津田大介は炎上するのか?

 本誌の鈴木編集長から「津田はよくネットで炎上しているようなので、反論の場を提供したい」というありがたい申し出をいただき、このコラムを書いている。

 だが、いざキーボードに向かってみると、特に「反論」したいことなどないことに気づく。そもそも筆者は性格的に目立つのが好きな人間ではないし、いわゆる「炎上マーケティング」にも興味がない。筆者の「炎上」は、たいていの場合、他愛もない「個人としての素朴な所感」を述べたときに起きる。

 いや、それどころか、最近は筆者が何も発言しなくても「津田はなんでいま問題になっている○○について言及しないのだ!」と燃やされることも増えた。筆者ほどの炎上上級者になると、発言などしなくても炎上できるということだ。発言しても発言しなくても炎上する。生きてるだけで丸儲け。もはや、手を触れずに相手を吹き飛ばす気功の達人の域である。どうせえっちゅうねん!!

 さて、特に反論したいと思わないのには、もう1つ理由がある。なぜここまで自分自身が炎上するのか、2016年以降、背景にある構図が見えてきたからだ。

 同年の英国のEU離脱をめぐる国民投票や、トランプ大統領が誕生した米大統領選で、なりすましアカウントや自動投稿プログラム(bot)により、ツイッターやフェイスブック上でロシアによる「世論工作」が行われていたことが、ここ2年間の各種報道や研究機関の調査で明らかになった。

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