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非日常ドライブ体験記 アストンマーティンでいく

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非日常ドライブ体験記 アストンマーティンでいく

 テストフィールドには最新のDB11をはじめ、ヴァンキッシュS、ラピードSなどの現行モデルが用意されていた。全車スパイクタイヤ付き。オーナー向けだけあって、現地では事前の長ったらしい説明はなし。すぐに乗せられ、アンチスピンデバイスを無効化するスイッチを押すよう指示され、低μ路へ解き放たれる。

 さまざまな走行プログラムをこなしたが、理屈抜きに楽しいのはドリフト走行の練習だ。5.2リッターV12ターボのDB11でも、6リッターV12のヴァンキッシュSやラピードSでもパワーは十分で、リアタイヤを一瞬でブレイクさせられるが、その後にスリップアングルを維持して走行するのが難しい。ドライのアスファルト路面ではホイールベースの長短による挙動の違いを感じにくいが、低μ路でドリフト走行をすると、DB11よりもホイールベースが184mm長いラピードSのほうが挙動の変化がマイルドで、いったんつくった姿勢を維持しやすいのがわかる。

 「低μ路ではFWDや4WDのほうが走らせやすく安全」という一般論についてどう思うかインストラクターに尋ねると、彼は「FWDのほうが……という意見は理解できない。4WDは確かに発進には高い能力を発揮するが、総合的に考えると前後重量配分に優れ、シャシー性能の高いRWDこそが最も車両をコントロールしやすく安全だと思う」とまじめな顔で答えた後、「それに楽しいだろ?」と表情を崩した。

 一日中クルマを横に向けた翌日、屈指のゴルフリゾートとしても知られるミルブルックリゾートを拠点に、ゴルフをしたり地元ワインを試飲したり、湖畔を散策したりと、参加者は思い思いにニュージーランドを満喫した。ドライビングだけじゃないというのは、同伴者のことも考慮するという意味でこの手のイベントには重要なのだろう。

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