世界に1台のフェラーリ、オークションで10億7700万円! 21世紀に製造された自動車オークションの最高額を記録

 

 この特別な1台は、フェラーリの70周年を記念したイベントにおけるオークションに出展された。2017年9月9日、フェラーリ本社のある中部イタリアはマラネロでのことだ。

フェラーリ ラ フェラーリ アペルタ

 まだ実車がないためオークション会場には画像のみでの出展。それに830万ユーロ(約10 億7700万円)の値がついたのである。

 「この取引価格は、21世紀に製造された自動車のオークション最高額記録を塗り替えるものです」とするのは、フェラーリ・ジャパンが用意したプレスリリースだ。

 それまでの最高額はおなじくラ・フェラーリでも、クーペモデルのものだった。イタリア中部地震復興のために行ったチャリティオークションに出展し、700万ドル(約7億5000万円)で落札されている。

 今回の売上金は、恵まれない子供たちの支援を目的に世界120カ国以上で活動している国際機関「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付されるそうだ。

 フェラーリの販売が好調という日本。そのなかでもファンの見果てぬ夢ともいえるのが、限定で発売されて即完売したハイブリッドのスーパースポーツ、ラ・フェラーリである。

フェラーリ ラ フェラーリ アペルタ
ラ フェラーリ アペルタのオークションも開催されたフェラーリ70周年イベント

 ラ・フェラーリは6262ccのV型12気筒エンジンに、F1式のハイブリッドシステムを組み合わせた963馬力。スペシャルなフェラーリのなかでも、とりわけスペシャル度が高い1台である。

 そのバリエーションともいえるのが、オープン仕様のラ・フェラーリ・アペルタ。アペルタはオープンを意味するイタリア語だ。こちらは209台限定(実際のデリバリーは200台)で製造されるもやはり即、売り切れとなった。

 今回フェラーリは、このモデルに特別な内外装を与えた1台を作りあげた。この210台目のラ・フェラーリ・アペルタが大きな話題となっている。

 フェラーリが210台目のラ・フェラーリ・アペルタを作った目的は、オークション参加のため。特別な赤色の車体に、ボンネットとリアのカバーにはボディストライプ入り、目を惹く。内装は人工皮革のアルカンターラとカーボンファイバーの組み合わせで、シート表皮には赤の差し色が効果的に使われる。

フェラーリ ラ フェラーリ アペルタ