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【明美ちゃん基金】カテーテル治療の10歳女児 夢は「ファッションデザイナー」 服プレゼントされ笑顔

服をプレゼントされ喜ぶリン・ラッ・タジンちゃん(右)=ミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院(沢野貴信撮影)
服をプレゼントされ喜ぶリン・ラッ・タジンちゃん(右)=ミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院(沢野貴信撮影)

 【ヤンゴン=吉沢智美】国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)の医療団は、ミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で25日も医療活動を続けた。院内では、治療によって未来に希望を見いだし、夢を語り始めた子供の姿もみられた。

 「もう、息を吸うのがつらくない」。25日、病室のベッドに座って笑顔を見せたのは、前日にカテーテル治療を受けたリン・ラッ・タジンさん(10)。生まれつき大動脈が狭い大動脈縮窄(しゅくさく)症で苦しんでいたが、すでに体を起こせるようになるまで回復した。

 リンさんが胸に痛みを感じるようになったのは昨年9月。地元ガゾンに近い病院で原因が判明したが、治療が可能なヤンキン子供病院は車で片道12時間。農業を営む両親の年収は30万チャット(約2万円)に満たず、牛や馬を売り払って通院費用を工面してきた。

 今月に入って基金の支援による治療が決定。父親のミョー・ミン・ウェイさん(34)は「宝くじが当たったみたいで夢のようだ」と感謝を口にする。

 裁縫が得意で、普段から洋服にボタンを付けたり、洋服に装飾を施したりしているというリンさん。夢は「一流のファッションデザイナーになること」だ。

 25日は、医療団にボランティアで同行している元看護師の荒井政子さん(66)らが、日本で集めた古着の子供服の無料配布を院内で行った。「このデザインが好き」。青い花柄のワンピースを手にほほ笑むリンさん。ミョーさんは「デザイナーを目指せるぐらい回復するといいね」と目を細めた。

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