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【TVクリップ】「警視庁・捜査一課長」内藤剛志「僕の理想の男」

「警視庁・捜査一課長」に主演する俳優の内藤剛志さん(松本健吾撮影)
「警視庁・捜査一課長」に主演する俳優の内藤剛志さん(松本健吾撮影)
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 平成24年に単発ドラマとしてスタートし、タイトルでもある警視庁の捜査一課長、大岩純一として過ごしてきた。

 「どこか僕の理想の男でもあるんですよ。良き父であり、良き上司であり、良き仲間であるという」

 大岩は架空の人物ではあるが、「演じる以前の問題で、どこかその(演じる側の)人が映ってしまう。その人がどういう人であるかということが役に反映されてしまう」と、まさに身も心も、大岩と一体化している感すらある。

 それもそうだろう。数多く演じてきた刑事役の中でも、はや10年目という長い歳月をともにしてきた歴史があるのだ。

 24年の単発ドラマの頃は、まだ手探り状態ではあったが、「最初から考えていたのは、トップというよりも全員で事件にかかるイメージ」だったという。

 その姿勢を象徴するのは、「必ず、ホシ(犯人)をあげる!」という決めぜりふだ。命令形ではなく、全員であげるという意識がせりふにも出ている。

 金田明夫が演じる小山田大介が「一課長、お願いします」と“お膳立て”した後に、大岩が発するこのせりふはドラマの大きな見どころ。撮影中は立ち上がってから、捜査員役全員の意識が同調する瞬間を待つため、「すぐにせりふを言わないようにしている」と明かす。「ホシをあげる!」と言った後の「はい!」という全員のそろった返事に、同一となった波長が表れていそうだ。

 長く続くシリーズで、かつて打ち上げの際に「“刑事モノ”というジャンルではなく、“一課長”というジャンルを目指したい」と言ったことがあるという。その思いは共演者にも共通しているようで、苦楽をともにしてきた金田や、“大福”こと平井真琴役の斉藤由貴らとは、現場で「明夫ちゃん、由貴ちゃんどうする?」などと話し合う機会も多い。今回のシリーズからは、飯島寛騎(ひろき)が古代学(まなぶ)役で参加したが、「その役の個性は、みんなで作り上げるもの」と話し、現場の雰囲気を大事にする意識が貫かれている。

 「10年と言っても、『科捜研の女』のまだ半分ですしね。サスペンスとして面白いものを届けたい意識はずっと変わらない。コロナ禍だが、ドラマって元気や勇気、希望を届けられるもの。このドラマはそういう要素が多い」と、改めて自信を示す。ホシだけでなく、視聴者の気分もあげると約束してくれた。(兼松康)

    ◇

 〈ないとう・たかし〉 昭和30年生まれ。大阪府出身。文学座研究所を経て、その後、テレビドラマや映画で幅広く活躍。主なドラマ出演作に「家なき子」(日本テレビ)、「水戸黄門」「十津川警部シリーズ」(いずれもTBS)、「科捜研の女」(テレビ朝日)など。大岩純一役としては、テレビ朝日系の「未解決の女 警視庁文書捜査官」にも出演している。

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