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【シネマプレビュー】「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」ほか

映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」の一場面 (C)2021「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会
映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」の一場面 (C)2021「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会
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 公開中~公開間近の作品から、文化部映画担当の編集委員がピックアップした「シネマプレビュー」をお届けします。

「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」

 日本を代表する名バイプレーヤー(脇役)たちが実名で出演するテレビの人気ドラマシリーズを映画化。ドラマに出演した約100人の脇役に、映画版ゲストとして役所広司や天海祐希(あまみ・ゆうき)、有村架純(ありむら・かすみ)らが本人役で出演するという豪華なキャスティングで製作された。

 撮影所では民放各局の連ドラや映画が撮影され、総勢100人を超える役者でにぎわっていた。田口トモロヲ、松重豊、光石研(みついし・けん)、遠藤憲一ら元祖「バイプレイヤーズ」も配信ドラマを撮影中。一方、濱田岳(はまだ・がく)や柄本時生(えもと・ときお)、菜々緒ら若手の俳優が自主映画の撮影を始めるが難航。そんな中、撮影所の犬が暴れて大騒動に。

 名脇役たちの自由な芝居、アドリブで派生する空気感や臨場感がとにかく楽しい。ドタバタ喜劇だが、ほろりとする場面も随所に盛り込まれ、エンディングも意外。エンターテインメントとしてよくできた作品だ。

 本作は、ドラマに主演していた大杉漣(れん)(平成30年死去)へのオマージュ。大杉は撮影所所長という設定。監督は、ドラマ版の演出も手がけた松居大悟。

 9日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。1時間40分。(啓)

映画「ザ・スイッチ」の一場面 (C)2020UNIVERSAL STUDIO
映画「ザ・スイッチ」の一場面 (C)2020UNIVERSAL STUDIO
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「ザ・スイッチ」

 「透明人間」など新感覚のホラー作品を手がける米ブラムハウス・プロダクションズの新作は、ホラーというより学園コメディーサスペンス。大林宣彦監督の「転校生」のように殺人鬼と女子高生のミリーの中身が入れ替わる。にぎやかでハラハラする両者の追いかけっこ。その間にミリーの家庭やいじめの問題、さらに恋の行方までしっかり描くのだからあっぱれ。

 ミリーにキャスリン・ニュートン、殺人鬼役のヴィンス・ヴォーンは女性らしいしぐさで怪演。冒頭とラストは、ホラー作品としての意地を見せる。血しぶきが飛ぶ。15歳以上が対象。

 9日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。1時間42分。(健)

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