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「さらば涙」口ずさみ… 千葉・森田知事が退任式

大勢の県職員や市民らに見送られて県庁を後にする森田健作知事=2日(小野晋史撮影)
大勢の県職員や市民らに見送られて県庁を後にする森田健作知事=2日(小野晋史撮影)

 千葉県の森田健作知事(71)は2日、任期満了を2日後に控え、3期12年間にわたって執務を取ってきた県庁に別れを告げた。夕方の退庁時には県民や県職員ら数百人が集まり、抜群の知名度を生かして県を盛り上げてきた“青春の巨匠”を大きな拍手で見送った。

 県庁前で花束を受け取った森田知事は、マイクの前に立って「つらいときは共に歯を食いしばり、うれしいときは思い切り笑顔で肩を抱き合ったチーム森田。最高の時でした、皆さまありがとう」と挨拶(あいさつ)。集まった人から送られた「お疲れさまでした」などの声に両手を広げて応えながら車に乗り込み、県庁を後にした。

 退庁に先立つ囲み取材で「12年はものすごく短く感じた。今日この日を迎えられたことは県民の皆さまのおかげだ」と任期を振り返った。「私は幸せ者だ。いつまでもこの千葉県を愛している」と強調し、代表曲である「さらば涙と言おう」の一節を口ずさむなど終始上機嫌だった。

 森田知事によると、最後の登庁となった2日朝は自宅を出る際、長年連れ添ってきた妻の美子さんに「県民の皆さん、職員の皆さんに少しでもあなたの気持ちが伝わると良いね」と声をかけられたという。

 午前中に議会棟を訪れ、県議会の山中操議長(自民)や木下敬二副議長(同)と相次ぎ面会。県政運営への協力に感謝の意を表した後、通路の両脇に並び立った議会事務局の職員らに拍手で見送られて議会棟を後にした。

 続けて県庁の会議室に集まった県の幹部職員らにも挨拶。「数日前、職員の皆さんに12年間の感謝を話そうと紙に書いて読み上げたら30分くらいかかった」(森田知事)ため、代わりにフランク・シナトラの代表曲「マイウェイ」の歌詞を口ずさんだ。職員が用意した3期12年間を振り返る映像が流されると、少し涙ぐむ様子を見せたという。

 4日の退任後については明言していないが、「少し充電期間を置いて、新しい青春のフィールドを考えたい」などと話している。

 5日には3月の知事選で当選した熊谷俊人氏(43)が後任の知事に就任し、初登庁する。

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