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【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村獅童(48)(12)ハリウッドそして世界へ

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登場シーンを増やしてくれたジョン・ウー監督(右)と
登場シーンを増やしてくれたジョン・ウー監督(右)と

 《平成18年、香港・中国合作のカンフー映画「SPIRIT」(ロニー・ユー監督)に日本人格闘家役で出演。同年、米映画「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)に中尉役で出演し、ハリウッド進出を果たす》

 「硫黄島からの手紙」はオーディションでキャスティングされました。まず台本が向こうから送られてきて、僕がせりふをしゃべって、日本のスタッフがそれをビデオで撮影して、米国に送る。監督がオーディションの応募者全員を見て決めたそうです。僕がなぜ選ばれたのかを聞いてみたら、「サムライらしいアジアの顔をしているから」って言われました。

 僕は幼いころ、祖母(三代目中村時蔵(ときぞう)夫人)に「目も細いし、これは役者の顔ではない」とさんざん嘆かれていたし、今より鼻も低かったので「夜寝るときは洗濯ばさみで鼻をはさんで寝なさい」なんて真顔で言われて屈辱的でしたよ。でもイーストウッド監督に選ばれたときは、個性的な顔に生んでくれた両親に心底感謝しました。それに父も母もとてもよろこんでくれたので、本当によかった。

 《20年、中国の古典「三国志演義」に登場する「赤壁の戦い」を壮大なスケールで描いた映画「レッドクリフ PartI」(20年公開)「レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-」(21年公開、いずれもジョン・ウー監督)で国際的スター、トニー・レオン演じる周瑜(しゅうゆ)に仕える勇猛な武将を演じた》

 僕が演じたのは甘寧(かんねい)(呉の孫権に仕えた武将)をモデルにした、映画オリジナルの武将でした。映画の撮影には中国や米国、台湾などからスタッフやキャストが集結してインターナショナルな現場でした。スケールもすごくて、お城のシーンとかすでに実際にあるお城で撮影するのではなくて、そのシーンのために新しく建てちゃうんですよ。

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