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ミュージカル・コメディー「ラヴ」 山本一慶×橋本真一「愛は正義じゃないんだよ」

ミルトを演じる山本一慶(左)と、ハリーを演じる橋本真一(右)
ミルトを演じる山本一慶(左)と、ハリーを演じる橋本真一(右)

 ミュージカル・コメディー「ラヴ」が3月24日から六行会ホール(東京都品川区)で上演される。男2人女1人の愛をめぐるちょっとブラックで滑稽な物語。愛という理不尽を振り回し、振り回される男たちを演じる山本一慶(いっけい)(31)と橋本真一(31)は「愛は正義と限らない」と笑う。28日まで。

 舞台は橋の上。落ちぶれたハリー(橋本)が身を投げようとしていたところを、大学時代の親友で今はエリートサラリーマンのミルト(山本)が通りかかる。ミルトは不倫をしており、妻のエレン(井上希美)をハリーに押し付けることを思いつく…。

 あわや殺人事件にまで発展しかけるストーリーに、「とてもショックだった。“愛”について前向きなイメージがあったのに、裏切られてしまった」と橋本はこぼす。山本は「確かにとんでもない話」と、笑いながら同意。「でも、歌って踊っての愉快な作品なので、仲良く楽しく演じていきたい」

 2人には共通点が多い。同じ年に生まれ、ともに2・5次元ミュージカルでの主演経験がある。共演した「メサイア」シリーズでは特別な絆で結ばれたコンビを演じ、気心知れた仲でもある。

 山本は「橋本には最初から壁を感じなかった。素直で良い奴だから」と話す。橋本は「(演じる)ハリーと同じで、人を疑わないところがある」と自らを省みて、「だから最近、フィッシング詐欺に引っかかたのかも」と爆弾発言。うっかり通販業者を装った詐欺メールにクレジットカードなどの個人情報を返信してしまったといい、山本から「いや、それは気付こう?」と突っ込まれていた。

 今作はセリフ劇の古典的名作をミュージカル化したもので、オフ・ブロードウェーで披露された後、日本でも1994年に西城秀樹、市村正親(まさちか)、鳳蘭(おおとり・らん)というビッグネームによって演じられ、人気を博した。

 今回の上演では、当時のプロデューサーである笹部博司が監修し、音楽監督を務めた宮川彬良(みやがわ・あきら)の長女、宮川知子(ちこ)が音楽監督とピアノ演奏を、次女の宮川安利(あり)が演出を手掛ける。

 偉大な先人たちへの尊敬はあれど、プレッシャーは感じていないといい、山本は「時代に合わせて臨機応変に。2021年ならではのものを作りたい」と意気込む。橋本も「できることをしっかりやるだけ」と笑う。

 作品のテーマである「愛」について、橋本は「自分の損得関係なくなるのが愛だと思う。この作品の登場人物は愛に混乱しているけど」と考える。山本は「愛は、絶対的正義の感情ではない。どんな愛が展開していくのか、ぜひ見に来て楽しんでほしい」とにやりと笑った。

 問い合わせはアーティストジャパン、03・6820・3500。(三宅令)

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