松たか子フジ系連続ドラマ15年ぶり主演 坂元裕二脚本作品
女優の松たか子(43)が、4月スタートのフジテレビ系「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜後9・0)でフジテレビ系連続ドラマに15年ぶりに主演する。
役どころは“バツ3”の子持ち女性社長で、岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平が演じる3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘するロマンティックコメディーである。
脚本は「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「カルテット」などで知られ、現在は映画「花束みたいな恋をした」がヒット中の坂元裕二氏。
「ひとりで生きられるけど、ひとりで生きたいわけじゃない」
40歳のとわ子(松)は、建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任したばかり。問題はあるが、明るくてユーモラスでキュートな女性。最初の夫(松田)との間に生まれた中3になる娘と2人暮らしをしている。
松にとっては2006年の「役者魂!」以来15年ぶりとなるカンテレ・フジテレビ系連ドラ主演。坂元氏とは3度目の顔合わせとなり「いろんなキャラクターがいて出てくる人、出てくる人が面白く、愚かな感じで(笑)。一気に読んじゃいました」という。
3人の元夫たちがダメさ加減も含め、三者三様の魅力があるそうで「『あ、3回結婚してもいいかな』と思った。幸せなありがたい役」と笑う。
「メッセージ性が強いかというとそれだけでもないし、何の説得力もない人たちが生きていく話なんですね(笑)。でも、そんな人たちのさまを見て『自分の人生、悪くないかな』と元気になってもらえればいいかな」
脚本の魅力をさらにこう語り、「みなさんでいろいろ好きなことをしゃべりながら、私たちをどうぞ笑ってください」と締めくくった。
坂元氏は「最高のキャストと共に連続ドラマを作れることになり、喜びと緊張で高ぶっている。笑顔とロマンスをお届けできるように頑張ります」、佐野亜裕美プロデューサーは「愛すべきダメな4人を中心に、愉快な大人たちがゆるやかに連帯していくさまを楽しんで見ていただける物語になると思います」とそれぞれ話している。
(産経デジタル)