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飲食なし“エア乾杯”で550人が祝福 桂宮治の真打昇進披露パーティー

コロナ対策で“エア乾杯”する(左から)三遊亭円楽、宮治の師匠の桂伸治、桂宮治、春風亭昇太=東京都新宿区(岩渕直一撮影)
コロナ対策で“エア乾杯”する(左から)三遊亭円楽、宮治の師匠の桂伸治、桂宮治、春風亭昇太=東京都新宿区(岩渕直一撮影)

 落語芸術協会(春風亭昇太会長)所属の落語家、桂宮治(44)の真打ち昇進披露パーティーが7日、東京都新宿区の京王プラザホテルに550人を集めて開かれた。

 宮治は全力投球の高座で人気。同協会では昇太会長以来、29年ぶりの抜擢(ばってき)真打ち昇進を果たした。パーティーは800人以上を招き盛大に開催するはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で予定は急変。飲食を提供せず、掛け声など発声も禁止するなど、極めて異例の形で進行した。

 冒頭から昇太会長が「これだけ多くの方が集まって、盛大に祝福した、とは絶対に外で言わないでください」と笑わせ、壇上の一同は無言のまま鏡開き。グラスを持つふりだけの“エア乾杯”の音頭を取った三遊亭円楽は「やらないのが一番簡単な決定。どうやったらやれるか、どうやったらお客さんに喜んでいただけるか、これは今後に活きるはず」と、宮治への期待を示した。

 ホテル側でも「飲食なしでこれだけの規模の会は、コロナが深刻になってからは初めて」と驚くパーティーは、タレントの山田邦子の祝辞や、司会役のお笑いコンビ、ナイツの漫才などを挟んで約1時間で終了。最後に宮治は、感激で目を真っ赤にさせながら「本当にやるかやらないか悩みました。どうしても、応援してきていただいた皆さんにごあいさつがしたかった。どうか許してください。やってよかった。今、本当に幸せです」とあいさつ。歓声に代わる盛大な拍手を浴びた。

 真打昇進披露興行は2月中席(11~20日)の新宿・末広亭夜の部からスタート。厳しい状況を乗り越えた経験が、宮治の高座をさらに充実させそうだ。(岩渕直一)

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