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【TVクリップ】「おちょやん」杉咲花「頑張るか、と思ってもらえる」

連続テレビ小説「おちょやん」でヒロイン役の杉咲花さん(岡本義彦撮影)
連続テレビ小説「おちょやん」でヒロイン役の杉咲花さん(岡本義彦撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、通常ならば令和2年9月末から始まる予定だったところ、11月下旬から放送開始。12月の登場以降、今期の“朝ドラ”の顔としてなじんできた。

 演じるのは、松竹新喜劇で活躍し「大阪のお母さん」と親しまれた女優、浪花千栄子をモデルにしたヒロイン、竹井千代。朝ドラ主演の大役に「ちゃんとプレッシャーに向き合えているのか分かっていない」としていたが、「おちょやんとして現場に立つこと」を信条に、人を支え、支えられるヒロインらの生き方が、コロナ禍の今、多くの人たちに響くものがあると信じて演じている。

 千代は大阪出身の設定。加えて千代が生まれた南河内の言葉は独特の力強さがある。「巻き舌が難しい」と苦笑するが、後に千代の夫になる天海(あまみ)一平役の成田凌は同じ関東出身で、言葉の難しさの苦労を分かち合っているという。「助け合いながら、日々乗り越えています。なんか同志という感じ」とほほ笑む。

 朝ドラへの出演は、「とと姉ちゃん」(平成28年)以来。当時の印象について「15分の中で、いろんなことが起こる。完成した映像を見て、15分にかける熱量をものすごく感じ、感動しました」と振り返る。その一方で、「私ですら毎週リハーサルがあり、撮影期間も長かった。ヒロイン(当時は高畑充希=たかはた・みつき)はもっと大変なんだろうな」とも感じていた。

 そのヒロインとして臨む今作。予想通り、膨大なセリフとリハーサルが待っていたが、物語の最後まで参加できることは大きな喜びだ。「台本を読んだり、共演者の顔を見たり、予告編を見たり…。やる気がわいてきて、作品自体がモチベーションになっている」

 2カ月ほど遅れての放送開始で、台本を読む時間が増え、より作品や役柄に向き合えた。「千代のことを知ることができたという思い」と前向きだ。自伝を通じて触れた千代のモデル、千栄子については「悲しい、つらい体験もたくさんされているが、それに負けないパワーや、あきらめない気持ちが強い」と語る。

 人々に笑いを届ける喜劇を演じるその裏で、悲劇もある。「千代以外にも、険しい道を歩む人物がいっぱい出てくる。(視聴者も)苦しい思いや大変なことがいっぱいあるはず。それでも、あとちょっと頑張ってみるか、と思ってもらえる作品になるのでは」と話した。(渡部圭介)

 すぎさき・はな 平成9年生まれ。東京都出身。23年頃からドラマ、映画、CMなどで活躍。25年のドラマ「夜行観覧車」(TBS系)で注目される。28年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞などを受賞。その他、ドラマではTBS「花のち晴れ~花男Next Season~」(30年)、NHK大河「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(31年)などに出演している。

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