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「大コメ騒動」井上真央 役に寄り添いコメ断ちも

映画「大コメ騒動」の一場面
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 富山県の漁村の女性たちの行動が発端で全国に広まったとされる大正時代の米騒動。8日公開の「大(だい)コメ騒動」(本木克英=もとき・かつひで=監督)は、その騒動を下敷きに女性たちの行動力を描く。日に焼けた漁村の女性を熱演した主演の井上真央(いのうえ・まお)(33)に話を聞いた。(石井健)

 映画では、漁師の夫が出稼ぎに出た後、価格が高騰してコメが手に入らないことに苦しむ女性たちが立ち上がる。県外に持ち出すから価格が高騰するのだ。女性たちは、船への積み込みを阻止すべく浜辺に駆けつける。

 井上が演じる松浦いと。夫が出稼ぎで不在の間、米俵を背負い船まで運んで日銭を稼ぐが、女学校を出て学もある。クライマックスで「コメを旅に出すなー!」と叫ぶ。

 「いとは、漁師町の外から嫁いできて懸命に土地に慣れようとしています。その懸命さが伝わればいい。だから米俵は軽々と背負わない。『重い』『つらい』『苦しい』っていう顔を見せます」

「いま、こういう娯楽作品に関われ、公開できることは、自分の励みにもなります」と語る井上真央=東京都港区(石井健撮影)
「いま、こういう娯楽作品に関われ、公開できることは、自分の励みにもなります」と語る井上真央=東京都港区(石井健撮影)
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 いとの気持ちに寄り添おう。撮影の間、コメを食べるのをやめたが、「結構つらくて。撮影地の富山はコメどころ。周りの皆さんは『おコメがおいしい』といいながら食べていましたし」と笑う。

 ドラマ「キッズ・ウォー」シリーズなど子役時代から注目。NHKの連続テレビ小説と大河ドラマで主演を務め、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も手にした。さらに役の幅を広げる。意欲は尽きない。

 「その年齢だからできる役ってあると思います。結婚して子供を育てたほうがお母さん役は共感できるのかもしれませんが、実体験を表すことが必ずしも役者の仕事ではありません。未知なところを探るのが楽しいし、難しさはやりがいでもあります」

 8日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。1時間46分。

〈いのうえ・まお〉 昭和62年1月生まれ、神奈川県出身。NHK連続テレビ小説「おひさま」、大河ドラマ「花燃ゆ」で主演。映画は「八日目の蝉(せみ)」で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞。ほかに、「白ゆき姫殺人事件」など。

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