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「唯一無二の存在」京アニ事件がアニメ界に与えた影響

 実際に制作されたテレビアニメはバラエティー豊かだ。主人公の育児放棄などが描かれる「CLANNAD(クラナド)」シリーズのように重いテーマの作品もあれば、バンド活動をする女子高生の日常を扱った「けいおん!」、SF風味の学園ストーリー「涼宮ハルヒの憂鬱」。映画作品では聴覚障害者のヒロインへのいじめが描写された「聲(こえ)の形」もあった。

 「『京アニがこんな作品を作ったのか』という驚きが積み重なり、『京アニが作るから安心できる』という信頼につながった」と津堅さんは分析する。

テレビアニメの新作に期待

 業界で独自の存在感を見せてきた京アニだが、今回の事件で大きく傷ついた。津堅さんは「新作のテレビアニメシリーズを作ったときに京アニの復活を印象付けられる」と予測する。

 京アニは昨年7月の事件後、2本の新作映画を公開したが、いずれも既存作品の続編だった。背景には、テレビアニメシリーズ制作のハードルの高さがあるとみられる。放送は四半期(3カ月)にわたるため、多数のスタッフや1話あたり1500万~2千万円ともいわれる制作費の確保が必要で、作品の基礎資料がある続編や、制作期間に余裕を持てる劇場版作品の方が作りやすい。だからこそ新作テレビアニメの制作は安定した体制であることの証明になるという。

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