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BSデジタル20年 ライバルはネット配信 魅力あるコンテンツ課題

 ただ、地上波と同様にBSの広告収入もここ数年伸び悩んでいる。番組制作費は「デジタル放送開始時より現在の方が低くなっている部分もある」(BSフジの荒井昭博常務)といい、順風満帆とはいかない。

高齢層に人気 落ち着いた番組

 BSテレ東の田村明彦社長は「高齢者向けの番組をやることで、安定してきた」と20年を振り返る。各局とも、スポーツの試合終了までの完全中継や、ゆったりした紀行番組など地上波でやらない番組作りにこだわった。この落ち着きが高齢層を中心に一定の支持を得て、中にはBSフジを出発点としたクイズ番組「クイズ!脳ベルSHOW」のように、地上波に乗り込んだ人気番組もある。

 ただ、インターネットの発達は20年前の想定を超えているようだ。配信番組との差別化が難しくなっている。有賀氏は「ライバルは配信メディアだ」と断言。「BSの立ち位置を確立することは、開局以来ずっと引きずっている課題」と話す。ネットを巻き込むように、番組発のブームや、書籍化などの多メディア展開が見込めるコンテンツ作りを目標にしているという。

“異業種”の新規参入に熱視線

 BS業界には活気ある動きもある。来年には吉本興業、ジャパネット、松竹と東急の合弁会社の3事業者がBS放送に参入。“異業種”からの参入に「新しい収益モデルを示せるか注目している」(既存BS局幹部)と業界も歓迎の姿勢だ。ジャパネットホールディングスの高田旭人社長は「ジャパネットは通信販売事業とともにスポーツ地域創生事業もやってきた。良いものを見つけ、磨き、伝える。この3ステップを大切にしていく」と語る。

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