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群響中止の5公演、来年度復活「芸術の灯、絶やさぬ」 

群響定演で2回タクトをふる小林研一郎氏(群馬交響楽団提供)
群響定演で2回タクトをふる小林研一郎氏(群馬交響楽団提供)
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 群馬交響楽団は令和3年度の定期演奏会の日程・プログラムを発表、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされた5公演のリバイバルを含む10公演を、高崎芸術劇場(群馬県高崎市栄町)で行う。コロナ禍の状況による不確定要素もあるが、群響では「芸術文化の灯を絶やすことなく音楽を届けるのが、楽団の使命と再認識している」と意気込んでいる。(椎名高志)

 リバイバルとなるのは、第567回(4月17日)▽第568回(5月22日)▽第572回(10月3日)▽第574回(令和4年1月22日)▽第575回(同年2月27日)-の5公演。

 第575回は今年2月に開催される予定だったが、リハーサル初日を終えたところで政府からの自粛要請によって中止になった。演目はマーラーの交響曲第2番「復活」。出演する群響合唱団にとっては、高崎芸術劇場での群響との初共演となる。2年越しの公演は文字通りの「復活」という待ち望んだ舞台となる。

 第572回は群響ミュージック・アドバイザーの小林研一郎氏が、ブラームスの交響曲第1番とベートーベンの「ピアノ・バイオリン・チェロのための三重協奏曲」を指揮する。三重協奏曲はレベルの高い独奏者がそろわないと演奏できず、生で聴く機会が少ないとされる作品。今回は小林氏の長女でピアニストの小林亜矢乃さんが加わり、親子共演を果たす。小林氏は第576回(令和4年3月19日)でも、チャイコフスキーの交響曲第5番などでタクトをふる。

 コロナ禍の今年、群響は8月の夏休みコンサートを皮切りにオーケストラとしての活動を再開。11月までは客席を50%に制限したほか、クラシック音楽公演運営推進協議会の示したガイドラインに沿った奏者間の距離を保つことなどに神経を使ってきた。

 小林氏はプログラム編成にあたり、「コロナ禍で、たくさんの人々が厳しい状況となっているが、群響の演奏によって皆さまの心の癒しやエネルギーにつながれば。オーケストラの魅力が感じられる壮大なプログラムで出演者の力量が発揮されるコンサートとなっている」とのコメントを寄せた。

 先行きの不透明感もあり、チケットの販売時期は未定という。問い合わせは群響事務局(027・322・4316)へ。

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