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肉にも負けない映画愛 寺門ジモン初監督「フード・ラック!食運」

映画「フード・ラック!食運」で監督を務めた寺門ジモン=4日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)
映画「フード・ラック!食運」で監督を務めた寺門ジモン=4日午後、東京都港区(鴨川一也撮影)

 お笑いの3人組、ダチョウ倶楽部の寺門(てらかど)ジモン(57)が映画を撮った。20日から公開の「フード・ラック!食運」で、「焼肉映画」をうたう。芸能界きっての食通ならでは。だが、決して肉だけが主役の映画ではない。EXILE(エグザイル)のNAOTO(ナオト)(37)と土屋太鳳(たお)(25)らが織りなす、家族の物語なのだ。肉にも負けない映画への思いを寺門監督に聞いた。(石井健)

「撮るのは夢でした」

 「映画を見た後に焼き肉を食べに行きたくなり、家族に電話を入れたくなっていただけたら、僕としては満足です」

 6年前、松竹から「食のドキュメンタリーを撮らないか」と声をかけられた。だが、「それは、つまらない」と劇映画を希望。「タンポポ」(伊丹十三=いたみ・じゅうぞう=監督)以来の食べ物にこだわった日本映画をと意気込み、脚本も書き、初の映画監督が実現した。

 「映画を撮るのは夢でした」と明かす。子供の頃からたくさんの映画を見ている。父親の影響だ。学生時代には、黒澤明監督の「影武者」の出演者募集に応募した。落選を伝える丁寧な手紙が届き、「映画に対する情熱を持ち続けてください」としたためられた文末に、直筆で黒澤明と署名があった。この映画は、その情熱の結晶なのだ。

飲食店に足運ぶきっかけに

 食だけではない。アウトドアから肉体の鍛錬まで多趣味だ。いずれも突き詰め、極めている。どうやら映画もその一つになりそうだ。「次は和食かな。食というテーマは、アニメと並んで世界にも通用しますよ」と早くも2作目に意欲を見せる。

 作詞家の秋元康から、「寺門さんは“食運”の持ち主」といわれたことがある。おいしい食事に巡り合う運を持っているという意味だ。この「食運」を題名に拝借した。この映画が、コロナ禍で苦しむ飲食店に足を運ぶきっかけになればという思いがあるからだ。

 「皆さんに食の福が届きますように」

 20日から東京・丸の内ピカデリー、大阪ステーションシティシネマなどで全国公開。1時間44分。

 〈フード・ラック!食運〉 グルメサイトを立ち上げる準備を進める竹中(土屋)は、フリーライターの佐藤(NAOTO)と組んで焼き肉店を取材することに。実は、佐藤の母親(りょう)は焼き肉の名店を営んでいたが、ある事情から店を畳んでいた。大泉洋、竜雷太、大和田伸也、寺脇康文らが脇を固める。

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